人形町の人々

各話に登場する人物を紹介します!

米岡彰文役 恵俊彰さんからのコメント

(写真) 最初にこのお話をいただいたときは、びっくりしました!ぼくは俳優が本業ではない上、お昼の生放送「ひるおび!」をやらせていただいていますから、スケジュール的にもドラマのお話がくることはここ数年、なかったんです。
でも、東野圭吾さんの小説はとても好きで、原作も読んでいましたから嬉しかったです。自分の好きな作品がドラマ化されると嬉しいじゃないですか。しかも、それに自分が出演できるんですからね!
よく、原作を読みながら「キャスティングあて」という遊びをするのですが、この「加賀恭一郎」については、絶対に阿部さんだろう!と思っていたので(笑)。実現してくれて嬉しいし、見ていて改めてそう思いますね。

(写真)ぼくの役どころは、原田芳雄さん演じる時計職人の弟子の役で、監督とも話して、下町のいい意味でのお調子者という雰囲気が出せればいいなと思っています。いろいろ考えてはいますが、結果的には、師匠・原田芳雄さんのいいなりになると思いますけれど(笑)。周りのご迷惑にならないようにと思っていますが、監督にいろいろと指示をいただいて、直していくのがとても楽しいです。バラエティや情報番組だと、流れを止めたくない、と考えることが多いのですが、何度もやり直して作りこんでいくという、ドラマの現場はとても刺激的ですね。

人形町は、人があたたかい。ぼくの父親は大島紬の職人でした。その取引先などの関係で、ぼくが初めて東京に出てきたときに泊まったのが、人形町の宿屋でした。
あの頃は若かったですから、父親の知り合いがあれこれ世話を焼いてくれるのが、とても窮屈だったんですけれど、今思えば、下町人情で面倒をみてくれていたんですよね。今、撮影でお邪魔して改めて、この町のよさを体感していますし、この町にものすごく縁を感じます。
ドラマも中盤にさしかかってきて、それぞれの登場人物の謎や心の動きが少しずつ解きほぐされてきて、新たな展開を見せ始めてくると思います。加賀恭一郎が、人形町で出会った容疑者たちの、これまでの人生でもつれてしまった糸をほぐしていく様子を楽しんでいって欲しいですね。

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