9月29日開幕

戦評

10月7日(日): ドミニカ共和国戦

3 { 
25-17
28-26
22-25
25-27
15-11
 } 2
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戦いは、いよいよ二次ラウンドへ。第1戦目は、POOL D3位のドミニカ共和国と対戦した。べタニア・デラクルス主将の強打と、リベロのブレンダ・カスティージョ選手の守備力を擁するチーム。

第1セット序盤はお互いに硬さが取れず、スパイク、サーブでミスが続くが、べタニア・デラクルス選手のブロックアウトやネットインのサービスエースなどでリードを奪われた。しかし、古賀紗理那選手が相手クイックを1枚で止めるブロック、そしてインナーに打ち込むスパイクを決めて逆転する。長いラリーを黒後愛選手の早いバックアタックで取り切るなど多彩なコンビを展開し、6連続ポイントを取ると、さらに奥村麻依選手、黒後選手が3連続でブロックを決めて15-8。ここでたまらずドミニカ共和国もタイムを取った。その後、徐々にコンビが噛み合うドミニカ共和国がクイックを中心に攻めて23-17と追いすがる中でも、黒後選手のスパイクでセットポイントを奪う。最後は、ドミニカ共和国のスパイクミスで25-17と先取した。

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第2セットは、第1セットでの日本のブロックを警戒してか、出だしからドミニカ共和国がブロード攻撃などでブロックアウトを奪われる。リズムを立て直したドミニカ共和国が、ブライエリン・マルティネス選手やヨンカイラ・ペーニャ選手のスパイクで3-7。しかし、ここでも連続失点を食い止めたのは、古賀選手の活躍だった。ブロックアウト、そしてブロック、強打で14-13と逆転する。しかし、デラクルス選手の強烈な一打から流れを引き寄せたドミニカ共和国が、後半でブレンダ・カスティージョ選手を中心にレシーブでも安定感を見せて19-21。ここで、2枚替えで長岡望悠選手と冨永こよみ選手がコートイン。ドイツ戦でも大事なポイントでスパイクを決めて雰囲気をガラリと日本へ変えた長岡が、この日も鋭いスパイクを決めて同点にすると会場からは大きな歓声が沸き起こる。22-22と並んだところで再びコートには、田代佳奈美選手と新鍋選手が戻る。そして新鍋選手のスパイクで1点ずつ食らいつき、24-24とジュースにもつれ込む。黒後選手が思い切りスパイクを打ち抜いて27-26とセットポイントを握り、井上選手の鉄壁のディグも光った日本が28-26と連取した。

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第3セットは中盤まで一進一退の攻防が続くが、中盤からドミニカ共和国のデラクルス選手のスパイクが炸裂し、日本コートに襲いかかわる。15-18となかなか差が埋まらない中で、古賀選手、黒後選手と攻めていくが、粘り強いレシーブを見せるドミニカ共和国が16-19とリードを続ける。ここで黒後選手に替えて石井優希選手がコートに入る。すぐさまキレのあるスパイクを連続で決めて18-19と流れを引き寄せると、荒木絵里香選手のブロード攻撃で19—20と1点差まで迫る。ここでも大事な場面で長岡選手、冨永選手を2枚替えで投入。しかしドミニカ共和国も攻撃の手を緩めることなく、バックアタックやペーニャ選手の強烈なスパイクで19-22。終始、デラクルス選手の強打に押されて、22-25でセットを落とした。

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第4セットは、お互いにブレイクを取れずに競り合う。古賀選手のフェイントから、荒木選手のサーブポイントなどブレイクしたが、日本のサーブミスやドミニカ共和国のサービスエースなどで7-9。そこから古賀選手、黒後選手の相手ブロックを弾き飛ばすスパイクで同点まで追いつくが、パワーだけでなく確実に日本ブロックに当てて軌道を変え、どこからでも強烈な一打を放つドミニカ共和国のスパイクを前に苦しいラリーが続く。何とか立て直したいところでは、荒木選手が気を吐き、サーブポイントを奪ったうえにレシーブでも奮闘。続けて2枚替えで入った冨永選手から託されたトスを長岡選手が打ち切って、18-19。長岡選手はサーブでもポイントを奪い、さらに苦しいラリーを長岡選手のバックアタックで制して食らいくと23-23と同点に。黒後選手のクロスへの思い切ったスパイク、古賀選手の気迫のブロックアウトで25-24とセットポイントを握ったが、ここで日本のサーブミス、そして長岡選手のスパイクがブロックされ、最後はドミニカ共和国のスパイクで25-27と逆転された。

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第5セットは長岡選手と冨永選手がスタートから、そして黒後選手のポジションに石井選手が入る布陣で挑んだ。絶対に負けられない最終セットでは、その石井選手がサーブ、スパイクで輝きを放った。長岡選手も鋭いスパイクを打ち込んで勢いを作っていく。ドミニカ共和国も多彩な攻撃で攻めてくるが、石井選手のスパイクで連続失点を食い止め、奥村選手のクイック、古賀選手のスパイクで13-9。最後は古賀選手のスパイクが決まって、15-11とフルセットの激闘を制し、勝ち点2を手にした。

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明日は、プエルトリコと対戦。1次ラウンドを勝ち上がってきた強豪国たちとの試合の中で、3次ラウンド進出を目指し、今後も勝ち点にこだわったゲームは続いていく。


■中田久美監督
「競ったが勝ててよかった。ただ、ストレートで勝たなければいけない試合だったと反省している。3セット目から、今日の試合のポイントにあげていたサーブで相手を崩しきれなかったというところに一つ原因があると思う」

■古賀紗理那
「勝ててよかったが、個人的には“決めなきゃ”という気持ちが強すぎて、ブロックを見て冷静にプレーすることができなかった。明日以降、どういう状況になっても落ち着いてプレーできるようにしていきたい」

■奥村麻依
「1セット目は自分たちの勢いに乗れていい形で試合を進めることができたが、2、3、4セット目は自分たちのミスが多く、勢いがなくなってしまった。5セット目はまたサーブで攻めて自分たちのリズムのバレーができたので、勝ち切れたことはよかったと思います」

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