土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2021年4月3日 #201)

ごちそう様 本木雅弘さん

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ゲストは、本木雅弘さん。“祝★200回記念スペシャル”第3弾!放送201回目のスペシャルゲストとして登場した本木さんは、一世を風靡した人気アイドルグループ“シブがき隊”のメンバーとして活躍後、俳優に転身。今や確固たる地位を築き上げたカッコよすぎる55歳のはずが…『ひがみ屋で、気にしい屋』『服は何を着ても似合わないし、変』など、ネガティブ発言を連発!超意外な“こじらせ男”の素顔が明らかに!そんな本木さんが、偉大な義父母・内田裕也さんと樹木希林さんとのかけがえのない思い出などを語りながら、おいしいものと共に人生を振り返った。

■お品書き

東京・三ノ輪「樹木希林に誘われた!天丼」
29歳の時、10歳下の内田也哉子さんと結婚した本木さん。妻・也哉子さんの両親は、言わずと知れた内田裕也さんと樹木希林さん。二世帯住宅で同居していた本木さんは、ある日突然、希林さんに食事に誘われる。自意識過剰で人の目が気になるタイプだという本木さんは外食する際は、絶対に個室派。そんな本木さんを見かねてか、『ちょっと予約の取れないお店があるのよ。一緒に行かない』と、半ば強引に連れて行かれたのが、台東区にある「土手の伊勢屋」。創業は明治22年、建物は国の登録有形文化財という老舗天ぷら店は、個室はなく、隣席もすぐ近くてガヤガヤ賑わっていて、本木さんにとっては苦手な空間。しかし、そこで食べた天丼は『とにかく見事なおいしさ』で、忘れられない味だという。

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本木さんがいただいたのは、穴子、小海老のかき揚げ、海老、旬の魚、野菜三種が一挙に楽しめる「天丼(ハ)」。ちなみに、松・竹・梅ではなく、イ・ロ・ハの順に値段が高くなる。天ぷらはどれも絶品だが、本木さんが驚いたのは、大きなアナゴ。朝に締めた新鮮な長崎県産の天然アナゴを特別に配合した油で揚げ、コクを持たせながらも軽やかな味わいの一品。そして、ここでしか味わえない創業当時から継ぎ足している秘伝のタレも絶品。実は、その時1度きりしか食べてない本木さんだったが、希林さんと食べた天丼のおいしさが今も強烈に印象に残っているという。

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*店舗情報:「土手の伊勢屋」東京都台東区日本堤1-9-2

沖縄・石垣島「内田裕也が怖がった!マンゴー」
スクーバダイビングが趣味だという本木さんの実父が、毎年送ってくれる美味しいマンゴーがある。それが、沖縄・石垣島の特産品「ポトリ果マンゴー」。5月頃、実ったら袋がけし、7月頃、樹上で完熟して自然に落ちた実を収穫。その“ポトリ”と落ちる様子から、「ポトリ果マンゴー」と名付けられたという。食べ頃は、落下直後ではなく、2、3日後。そのため、2、3日後に消費者に届くように産地直送する。テカテカになってべたついた果皮を剥くと芳醇な香りが漂い、口に運ぶと深い甘み、そして何とも言えない充実した食感がたまらないという一品。そんな「ポトリ果マンゴー」を、めったに帰ってくることのない内田裕也さんがたまたま帰宅した時に、希林さんがすすめたところ『うめえなあ』と感動していたそう。そして希林さんが『これはね、木から“ポトリ”と落ちたものだから“ポトリ”って言うんだよ』と説明すると、裕也さんの反応は『怖えなあ』だったとか。

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*店舗情報:「かわみつ農園」沖縄県石垣市字登野城2242-11

「シブがき隊の頃から食べ続けてきた!ジェノベーゼ」(※人生最高の一品)
本木雅弘さんの“人生最高の一品”は、シブがき隊の頃から食べ続けてきた「ジェノベーゼ」。16歳でアイドルグループ「シブがき隊」でデビューした本木さん。忙しい日々を送る中、19歳で初めての一人暮らしを経験する。その頃に出会ったのが、人生最高の一品「ジェノベーゼ」だった。当時、お世話になっていたスタイリストさんに恵比寿のあるバーに連れて行ってもらった時のこと。そこで初めて食べた「ジェノベーゼ」は今思えば、瓶詰めソースを和えるだけの簡単なものだったが、19歳の本木さんにとっては『ものすごくおいしくて、オシャレな料理で、ちょっと大人になった感覚』だったそうで、『これからの自分がものすごく先の開けるような思いを感じた一皿だった』というのだ。そんな本木さんが初めての一人暮らしを機に、どんな料理でも使えるようにと買った器がある。深みのあるシンプルな器で、当時は「ジェノベーゼ」を作って盛り付け、よく食べていたという。そんな思い出の器を本木さんはアイドルから俳優に転身しても、引っ越しを繰り返しても、そして結婚してからも、35年以上ずっと使い続けている。本木さんにとって、19歳の時から人生を共に歩んできた相棒であり、どんな時も自分をずっと見ていてくれた存在でもあった。かつては、「ジェノベーゼ」だったが、今は家族の食卓で「ナスの煮びたし」や「人参のサラダ」などが盛り付けられている器。本木さんは、これからも変わらず、この器と共に人生を共に歩んでいく。

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