現場レポート

頬を叩くというとても緊迫したシーンの撮影だったのですが、その緊張があってなのか、コウイチ少年はカメラリハーサル前の、動きを確認するドライというリハーサルから迫真の演技を繰り広げます。涙を流すシーンは、何度も何度も泣き、監督さんと繰り返し打ち合わせをします。そんななか、頬を叩くシーンだけは、実は “振り” だったんです。レシピノートで頭を叩くシーンがあったのですが、それは振りでは成立しないので、本当に叩いていたのですが、幸博さん、リハーサル終了後、コウイチ少年に「大丈夫か？　痛かったか？」と優しく頭を撫でていたのが印象的でした。

そして、カメラを回してのリハーサルがスタートしました。と、リハーサルが一通り終了したあと、監督さんが何やらセットの方へ……。 ( → )