毎週金曜よる10時
素直に、こんな風にアレンジするんだというので感心しました。
物語が進むにつれ、宮藤さんの “色” っていうのは薄まってきたんですけど、7話くらいまでは詐欺に関するところが、いわゆる “クドカンワールド” と言われているもので、人物の描き方とか原作にないキャラクター作りとかがすごく突出していたから、皆、驚いたんでしょうね。でも自分は、驚いただけでなく、こんな切り口があるんだという面白さの方が強かったですね。
宮藤さんの描いてくれた柏原は、すごく魅力的な人ですね。原作では、有明3兄妹を見守る刑事という感じでしか描かれていなかったところを、刑事・柏原としてのキャラクターをしっかり書き込んでもらえたので。原作とは違った柏原像があって、それを演じるのは非常に楽しかったです。 ( → )
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