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毎週金曜よる10時

インタビュー

Vol.05 要潤 (戸神行成 役)

台本を読んだ感想を教えてください。

原作を読んだときの自分の持ったイメージと、宮藤さんのお書きになられた台本とをリンクさせるのが難しかったというか…… (苦笑)。字面だけだと、勝手に自分で世界を作ってしまいがちなんですよね。それを別の作家さんがお書きになった脚本で演じるっていうのは難しかったですね。原作を、あえて読まずに挑んでもよかったのかなとか、色々思いました。でも、これはこれで “ドラマ版” 『流星の絆』 だと思っています。

その宮藤さんの世界観で実際に演じられてみていかがですか?

僕は今回、初めてご一緒させていただいたのですが、これまでにも作品はいくつか拝見させてもらいましたので。自分がその宮藤さんの世界に実際に入ってみると、面白いなと思って見ていたものが実は難しいな、深いなって思うところがたくさんありました。それこそ顔合わせの時に宮藤さんが 「原作を変えているつもりはない」 とおっしゃっていたのですが、それは宮藤さんが感じた世界観なんだろうなって。やっぱり、そこに入っていくのは難しいですよね。そんな中でも、すっと入っていく人と、自分の世界が邪魔して入っていけないっていう人とがいると思うんです。僕はあまり器用ではないので、その役を演じながら作っていく後者のタイプなんですね。1話、2話と撮影が進む中で色んな事をやりながら、監督に演出してもらいながら、分量も絡みも増えた第4話では 「ああこういうことか」 っていうのがようやく分かった回でもありました。 (  )

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