ランナウェイ逃走MAP

北九州

1.門司港駅 | 2.関門橋 | 3.旧門司税関

Location1 門司港駅 〜門司港レトロのシンボル〜

(写真) 物語では、刑務所から脱獄した4人が、長崎へ逃れ見つかりそうになったところで偶然たどり着いた運送会社のトラックに隠れ乗り、降りた場所が門司港駅前でした。
門司港駅は、大正3年(1914)2月に門司駅(当時)として開業。昭和17年4月に門司駅から門司港駅に改称され、昭和63年12月に鉄道駅舎で初めて国の重要文化財に指定されました。木造2階建ての駅舎は、ネオ・ルネッサンス様式。左右対称の造りが特徴的で、「門」を表現しているとも言われています。今も現役で活躍する駅舎構内には、九州鉄道の起点を表す「0哩(ゼロマイル)標」、門司港に帰り着いた引揚者や復員兵が安堵の思いで喉を潤した「帰り水」、戦時中の金属供出から逃れた「幸運の手水鉢」など、歴史のエピソードに飾られた見どころが満載です。

Location2 関門橋〜雄大な海峡風景〜

(写真) 門司港駅にたどり着く前、門司の埠頭で4人が本州に思いを馳せているシーンの後ろに架かっている橋。
昭和48年に通行開始し、橋の長さは1068m。門司と下関をつなぐ高速道路の一部に橋が架かっています。
関門橋のそばにある、めかり第2展望台からは、関門橋だけでなく、門司レトロ地区、壇之浦、巌流島などの史跡・名所が一望できます。悠久の時の流れを感じてみてください。
夕陽や夜景の絶景スポットとしても有名です。

Location3 旧門司税関〜明治生まれの重厚感溢れる赤煉瓦〜

(写真) リュウと空哉がサクラの母、奈緒子が運転する車に乗っているときに通るのがこの旧門司税関。明治42年の門司税関発足を契機に、明示45年に建てられた煉瓦造り瓦葺2階建て構造の建築物。イギリス積みという工法で、壁の厚さが50cm近くあるのが特徴です。
昭和初期まで税関庁舎として使用されていました。1階は休憩室、税関のPRコーナー、喫茶店があり、2階には美術ギャラリーと関門海峡を望める展望室があります。

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