健康一直線：生島ヒロシのおはよう定食・おはよう一直線

2012年10月24日（水）放送分

「金沢クリニックの土井里紗先生が登場！」

今朝は金沢クリニックの土井里紗先生にご出演いただき
『食事で冷え性解消』と題してお話しを伺いました。
食べ物には、体を温める「陽性食品」と、
体を冷やす「陰性食品」があるそうです。

体を温める「陽性食品」の代表例は･･･
・主に地下にできる根菜類、冬に採れる野菜
・黒ごま、ゴボウなど、色の濃いもの
・梅干しや味噌、チーズなどの発酵食品

逆に、体を冷やす「陰性食品」の代表例は、
・主に地上に出来る野菜、夏野菜
・バナナ、マンゴーなど、南国生まれの果物
・白砂糖、パン、白米、牛乳など「白い」モノ

しかし、陰性食品である「生の野菜」や「果物」は、体を冷やす一方で、
腸内環境を整える酵素や、血行促進などの機能を持つ成分が多く含まれているため、
毎日、陰陽のバランスをとりながら食べ合わせることが大切との事でした。

またこの「陽性食品」を、更に上手に活用するためのコツとして
「冷えをとる味噌の使い方」などをご紹介頂きました。
味噌は体を温める「陽性」が強い上、酵母の課程で天然の酵素がたっぷり含まれており、
ビタミンやタンパク質、ミネラルが非常に豊富。
この味噌と組み合わせたい食品の一つが「ネギ」。
「ネギ」にはアリシンの他、ビタミン類が豊富で、
血行促進や発汗を促します。
ただし、酵母や酵素は加熱に弱いため、調理する際は火を止めて、
粗熱がとれてから味噌を加えるのがコツとの事。

毎年、この時期になると「冷え性」に悩んでいる方、是非、参考にしてみてください。

バックナンバー

>> バックナンバー一覧