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2011年07月03日
東熱帯魚研究所
こんにちは
楠葉絵美です。
今日は東京都東大和市にある
東熱帯魚研究所(あずま熱帯魚研究所)へ行ってきました。
こちらは、研究所という名前の通り、熱帯魚の生態の研究、
そして販売を行っているお店です。
珍しい種類も揃っているため、魚マニアから研究者まで
全国から多くのお客さんが訪れます。
水族館にも魚を入れたりしているんです。
詳しいお話を、『東熱帯魚研究所』代表の
東 隆司(あずま たかし)さんに伺いました。
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一軒家を改装したお店の中には・・・
床から天井までびっしりと水槽が並び、数え切れないほど。
2000種類取り扱っています。
なんと!!
まだ名前のついていない魚もいるそうなんです。
?名前のついていない魚??
それって、日本国内に入って大丈夫?と疑問に感じ
東さんに伺うと、
「もちろん大丈夫です!!」とのこと。
世界にはまだまだ発見されていない魚がいます。
アマゾンなど海外から魚を仕入れる時に、一緒に新種も混ざってきちゃうそうです。
好きな人は、わざわざ名前のついていない魚を目的にお店に来ます。
「珍カラいる?」という言葉は、魚業界では常識らしい。
珍カラとは、珍しいカラシンという意味です。
「カラシン」というのは学術用語で、淡水魚のある一つのグループを指します。
発達した歯を持つ種類が多いのが特徴です。
有名なのはピラニアですね。
他には、
生態研究をしているので、「飼っている魚を繁殖させたい人」や
「熱帯魚のオスメスの判別を頼みに来る人」などが訪れます。
(熱帯魚はオスメスの判別が難しいため)
東熱帯魚研究所で買う事が出来る魚で面白い種類は
コペラ アーノルディという魚です。
300円から600円で買えるアマゾンの魚なんですが、
どこが面白いかというと、
卵を産む時に、オスとメスが水中からジャンプするんです!!
ジャンプして、水上にある草に卵を産み、また水の中へ戻る。
このジャンプのタイミングがオス・メスぴったり揃って飛ぶので面白いそうです。
どうやって息を合わせるんでしょうね。
でも、卵を産む瞬間をそんなに都合よく見られるのか?と思いますよね。
うまく飼って、卵を産む環境を作るのはもちろんなんですが、
ジャンプは1度きりではないので、見るチャンスはあるそうです。
初めはオス・メスのジャンプもバラバラで、何度も失敗して、
何度も何度も挑戦する魚なんです。
水槽から届くところに草を垂らしておくと見られる可能性があります。
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今でこそ魚の研究をして、魚の生態について世界初を送り出している東さんですが、
子供の頃は魚が嫌いだったそうです。
東さんのお父様は独学で魚について勉強し、『東熱帯魚研究所』を開きました。
東さんが幼い頃、家の中の至る所に水槽があり、
トイレ、お風呂、階段にまで・・・
魚はどこの家にもいるものだと思い込み、友達に「君は何を飼ってるの?」と
当たり前に聞いていたそうです。
魚屋敷と噂されて嫌だった時期もあったそうですが、
ある時、魚の卵を顕微鏡でのぞき世界が変わりました。
細胞が2つから4つ、8つ16・・・と分裂を繰り返し、
種類によっては24時間で体が出来上がる。
それを見て、魚のすごさに魅せられたそうです。
『東熱帯魚研究所』では、東さんはもちろん、東さんのお父様もいて
色々お話を伺いながら魚を買うことが出来ます。
【東熱帯魚研究所】
場所:東京都東大和市
西武線「武蔵大和駅」から歩いて15分
時間:10時から午後8時まで
※月曜日がお休みです。
詳しくは東熱帯魚研究所のホームページをご覧ください。
↓↓↓↓
http://azumanettaigyo.com/
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