JK:母の日と言えばカーネーション(※)ですよね。
私の母はラッキーだと思いますよ。カーネーションというテーマで、NHK連続ドラマ。
あれは事件ですよ私たちにとって。MASACAですよ。
まさか半年も連続ドラマになるとは思わなかったし。
私たちもあれ以来「カーネーションの・・・」っていう肩書がついたかもしれない。
だから私が講演とかに行くと、必ずカーネーションもらうんですよ。
イメージ着いちゃった。
出水:連続ドラマになるのも、お母様の悲願だったとか・・・
JK:毎朝みていて、あんなふうになりたいな、なんて、
それが現実になっていくなんてね。
※「カーネーション」
2011年10月から翌3月まで、NHKで放送された連続テレビ小説。
コシノジュンコの母:小篠綾子(2006年没)の生涯を基に描いたフィクション。
JK:ウチのおかあちゃんはグルメでしたからね。
とにかく忙しくてもチャチャチャっと作ってパッと食べて。
準備して食べて、全部で1時間なんですよ。
だからね、フレッシュな食べどきていうのを私達覚えたわね。
すぐ近くが市場なんですよ。
美味しいものとはフレッシュなものだと思っていましたね。
出水:思い出の味って・・・・
JK:鯛茶漬けなんです。近所にお魚屋さんとかあるから、
鯛を買って来て、アツアツのごはんの上に、鯛のお刺身を置いて、
ワサビを置いて、お葱を置いて、玉露を置いて。これを一瞬でやらないと冷めるんですよ。
ぱっと、これを一瞬のうちにやらなくちゃ。
一瞬でぱっとやれるように、ぱっと蓋をして、「絶対に開けちゃだめよ!」
ていう感じでじーっと待つ、というのを想い出しますね。