コシノジュンコ MASACA

ファッションデザイナー:コシノジュンコが、それぞれのジャンルのトップランナーをゲストに迎え、人と人の繋がりや、出会いと共感を発見する30分。MASACA!な驚きを創造する人々…MASACA!な未来を想像する人々…そんな人々との出会い「MASACA!」がCREATIONを生み出す!

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コシノジュンコ MASACA
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出演者

コシノジュンコ
大阪府岸和田生まれ。78年パリコレデビュー。世界各地にてショウを開催。オペラやブロードウェイミュージカルの舞台衣装、スポーツユニフォーム、インテリアデザイン等幅広く活動。MASACAは初のラジオレギュラー番組。

出演者

出水 麻衣
TBSアナウンサー。
1984年2月11日生まれ。東京都出身。
上智大学外国語学部英語学科卒。
趣味:特スポーツ観戦・グルメツアー・観劇・ゴルフ・ランニングなど

1970年大阪万博でのMASACAなコスチュームデザイン

JK:1964年の東京オリンピックから、即!6年後の1970年に大阪万博があって。ス
ポーツと文化の「文化」を大阪万博が果たしたわけですよ。そこでもう外国人がワイ
ワイ来て、世界っていうものを初めて見たって言うのかな。

そこで私、どういう訳か、コンパニオンのユニフォームをデザインしたんですね。そ
の当時って、ポップとかアヴァンギャルドとか、そういう言葉が始まったころです
ね。


(※大阪万博では、生活産業館、タカラ館、ペプシコーラ館のユニフォームを担当。
写真はペプシコーラ館。)

私がやったのは、ひとつは政府館の生活産業館。その制服が変に問題というか、話題
になっちゃったんですけど、なぜかって言うと、私は一方的に、おかっぱのカツラを
みんなかぶってね、靴は地下足袋だって言ったわけね。それをファッションにするわ
けでですけど、通じないわけですよ。政府館だから。ウチの娘に何をするんだみたい
な、エライことになっちゃって。だけど私は今でもすごい新しいと思っています。

コバルトブルーのストレッチのブーツに、前がちょっと割れているだけなのに大騒
ぎ。で、もう割れている風に見せて。とりあえずそれで納まったんですけどね。あの
当時斬新ですよね。考えてみたら。


=大阪万博に関連した展覧会開催中=
大阪万博1970 デザインプロジェクト
於:東京国立近代美術館(開催中〜2015年5月17日まで)
http://www.momat.go.jp/Honkan/expo70/index.html