過去の議事録

2019年3月18日(月)開催 第170回 TBSラジオ番組審議会より
「生島ヒロシのおはよう定食」「生島ヒロシのおはよう一直線」2019年3月6日(水)(5時−6時30分)放送分について

出席者(敬称略)

委員長大石 裕 
副委員長伊藤 英敏 
委員横山 真司 ペリー荻野 水科 孝之 増田 弥生 柴田 ゆう

局側出席者

 三村 社長

 古川常務取締役編成局長

 碧海取締役番組審議会事務局長

 三条制作部長

 植木番組プロデューサー


委員の主な発言

〔審議対象番組〕
2019年3月6日(水)放送(5時−6時30分)、「生島ヒロシのおはよう定食」「生島ヒロシのおはよう一直線」。
1998年4月スタート。生島ヒロシをパーソナリティに「聴くスポーツ新聞」をコンセプトとした90分の情報番組。

〔委員の主な発言〕
◇早朝の番組で、ごたごたいろいろあっても多分重たくなってしまうので、このぐらいでいいのだろうと思うが、例えば音楽ももうちょっと欲しい。曲も流れたが、ほとんど生島さんがかぶって喋ってしまって、「いい曲です」で終わってしまっているので、<いい曲、聞かせてよ>という思いがあった。

◇この時間は多分、部活で早く出かける子たちのお弁当を作っているお母さんたちがすごく多いと思う。「お弁当を作っているお母さん、頑張っていますか」、生島さんならそういうことを語りかけられる。お母さんが聞いていれば子どもも引っ張れる。シニア向けの健康情報もいいが、そういうお母さん方に対するアピールもぜひやって頂けたら。

◇突然英語が出てきたり、物まねや擬音が出てきて、ファンの方にはそこがいいのかも知れないが聞きづらい。滑舌も以前よりは若干悪くなっている感じがして、無理に速く喋らないで、もう少しペースダウンして、そうすると生島ヒロシ色がなくなってしまうのかなと思ったりもするが、やはりそれなりに聞きやすくして頂く方がいい。

◇既存の人たちとの仲よしコミュニティで通じるだけのトーンとかトークだけでなく、「その人たちがまた誰かにつながっている」という感覚を話している人が持ちながら、伝わった時にどう話されるだろうというふうにして話すと、<ああ、なるほどね>ということに意味が出てくる。生島さんには多分その視点とか視座があるし、発信できる方なので、もうちょっと広がりがあるのではないか。

◇人身事故のニュースがあったが生島さんは「何があったんだろうね」とおっしゃった。それがすごく印象に残っている。生島さんの人が出ているというか、人身事故の向こう側を想像している生島さんの良さみたいなものを感じた。

◇健康に関するコーナーで、「○○してはダメ」とか「△△を控えましょう」といったネガティブな言い方はしていないので、病院や施設でこの番組を聞いている方にとっては、気持ちが暗くならずに楽しめると思った。

◇(聴く)スポーツ新聞という言い方はできるかも知れないが、ニュースがあまりにも社会部ネタ、あるいは政治経済のニュースにしても社会部的な見方が優先されている。それは恐らく生島さんひとりでは乗り越えられないところなのかも知れないので、一緒にお話しする相手の方が、それなりの情報や知識をお持ちで、辛口コメントを言って、生島さんは逆にそれを抑えるようなやりとりがあってもいいのかなという気はした。

以上



(TBSラジオ番組審議会事務局)