過去の議事録

2018年2月26日(月)開催 第159回 TBSラジオ番組審議会より
「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」 2018年 2月10日(土)(9時?13時) 放送分について

出席者(敬称略)

委員長大石 裕 
副委員長伊藤 英敏 
委員横山 真司 ペリー荻野 水科 孝之 増田 弥生 山崎 俊一

局側出席者

 入江 社長

 碧海取締役番組審議会事務局長

 古川取締役編成局長

 小塙プロデューサー

審議対象番組

2018年2月10日(土)放送(9時?13時)、「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」
2015年10月スタート。漫才師ナイツをパーソナリティに据え、時事ネタや多才なゲスト、中継、リスナー参加大喜利などを盛り込んだ4時間のバラエティ番組。

委員の主な発言

◇ 「小林豊のTOKYO潜入大作戦」(中継コーナー)がある。4時間スタジオから発信だと疲弊するばかりなので、今の東京の空気や風や匂いを嗅ぎたい。(小林アナは)暴れていて、非常に楽しい。 

◇ 絶対に大きく声を張らないナイツの芸風というのはすごく好き。特に土屋さんが好き。塙さんはそんなに暴走しないが、どこかへ行ってしまいそうな時に土屋さんがちゃんとハンドリングしてくれる。それを4時間続けるというのはすごいなと思う。 

◇ 気楽に幅広く楽しめる番組という意味では大変好印象。交通情報・天気予報・ニュースなどが適時入れられていて、これから土日をどのように過ごそうかということを考えている人々に情報を与えるということでいいなと思う。他方で、ディープに聞きたい人ということになると、若干インパクトに欠ける。 

◇ (ナイツの)塙さんの見解というのはいつもとても不思議な表現で面白いので、例えば最新の映画とか、すごく売れている本に対して、塙さんなりのちょっととぼけた見解みたいなのを聞けると面白い。 

◇ 土曜の朝だからこの脱力感とかエネルギーの低さがいいという部分と、安定の中でチクッとか、ひっかかりみたいな視点とか発言があると、「ナイツなのに」というのがあるのかも知れない。そういう意味では、出水アナがナイツにできない部分をカバーしたり、役割がとても大きかったと感じた。 

◇ もっと音が聞こえるとか、声が拾えるとか、そういうものが欲しい。番組の中で唯一音があったのは列車の通過音。例えば、スノボのところへ行ったならスノボが滑る音とか。外の情報がもっと欲しいなというのが全体的な印象。 

◇ (この枠で長年続いた)永(六輔)さんの番組との比較をどうしてもしてしまうが、笑いとか笑い声がある種の武器になっているという自覚が足りないという感じがする。久米(宏)さんがバッと笑う時にはそれなりの棘を持った笑い。ナイツの場合には笑いが笑いで終わってしまう。笑いで生活しているわけだから、オブラートに包まない部分が見えてもいいのではないか。


以上



(TBSラジオ番組審議会事務局)