2017年5月22日(月)開催　第152回　TBSラジオ番組審議会より
「蓮見孝之 まとめて！土曜日」 2017年 5月13日(土) 放送分について

　入江　社長

　須郷番組審議会事務局長

　石垣制作部長

　柳澤編成局長

　坂野プロデューサー

2017年 5月 13日(土)放送（6時?9時）、「蓮見孝之 まとめて！土曜日」
4月に開始された新番組。メインパーソナリティにTBSアナウンサー・蓮見孝之を起用。
TBSラジオの今後を担うパーソナリティが提案する、新たな土曜日の朝。

◇ 高齢のパーソナリティが多い中、蓮見さんが35歳、アシスタントが29歳というのは超抜てきですよね。TBSの期待度だと思いますけれども、どうやって若さを前面に出していったらいいのかということが、これからの課題だと思います。ただ、堀尾さんに比べて、物足りなかったというのが正直な感想。

◇ まだ若いだけに、ご意見番みたいな人が1人あってもおかしくないような気がする。

◇ 天気予報や交通情報、お出かけ情報、テレビショッピング等がちりばめられていて、全体として情報番組として有益な作りになっているのかなと思いました。無難な印象。

◇ 蓮見さんはすごくもったいないというか、発言がすごく当たりさわりがなさ過ぎて、もっと蓮見さん流の辛いところを出しても私は良かったと思う。

◇ おむつのCMが炎上したことをきっかけにワンオペ育児の話題になったが、蓮見さんは現役のお父さんであり、保育士資格を持っている。もうちょっと掘ってもよかったと思います。

◇ 若いパーソナリティで、経験が少ないとか、引き出しが少ないというのは仕方ないけれども、そういう時こそリスナーの人たちに呼びかけて、いろいろな意見を拾って、番組を奥深くしていくということが必要では。

◇ アシスタントの北村さんが、ゲストの方のお話に「ほーほー」「うんうん」という相槌を打っていたが、ちょっと頂けないという印象がございました。耳についてしまった。

◇ 新規リスナーの開拓という課題に引きつけて考えてみると、やはりもっと刺激的なというか、表現を選ばなければいけませんが、もっと過激な内容が、今まさにこれだけの多メディア時代の中では、ラジオは必要とされているのだろうと思います。

◇ 蓮見さんの話し方それ自体は、僕は非常にわかりやすいのだろうと思います。平易な語り口で明確。

◇ 3時間という長時間でありながら、まとめ、ピックアップ、辛口コラム、スポーツなどなど、多岐にわたり飽きなかった。

以上

（TBSラジオ番組審議会事務局）