過去の議事録
2016年11月28日(月)開催 第146回 TBSラジオ番組審議会より
「TOKYO JUKEBOX」 2016年11月17日放送分について
出席者(敬称略)
委員長 | 大石 裕 |
副委員長 | 伊藤 英敏 |
委員 | 横山 真司 増田 弥生 ペリー荻野 水科 孝之 伊藤 美希子 |
局側出席者
入江 社長
須郷番組審議会事務局長
柳澤編成局長
石垣制作部長
内田プロデューサー
伏見ディレクター
委員の主な発言
◇長さはそんなに感じなかった印象。なぜか。ひとつにはやついいちろうさんのテンポのいい語り口でしょう。やついさんは42歳を迎えたとお話になっていましたが、年齢以上にいろいろなことを知っていらっしゃるのだなと思いました。例えば、高田渡さんが突然出てくるのは驚きでした。上村アナウンサーがなかなか乗ってこられない感じがあるので、彼女がどんどん入っていければもっと番組は良くなるのではないか、と感じました。
◇私はエレ片の番組も時々聞いたり、エレ片のライブにも行ったりしているので、やついさんの魅力はある程度知っているつもりです。ですので、どんなテンションでこの長時間をやっていらっしゃるのかに興味をもって聞きました。意外にフラットでした。深夜とは違うご自分を出そうと思われたのか、自然にそうなったのかわかりませんが、すごく聞きやすいやついさんでした。トーク技術がすごく光ったなと思ったのは、GOING UNDER GROUNDの語り。すごく分かりやすく、しかも整然と、時系列もつけてバンドの魅力を語られたというのは、やついさんのトーク力だと思います。私はこのバンド自体は名前くらいしか知りませんでしたが、どういうバンドかよく分かって、とても良かったですし、骨のあるコーナーだと思いました。女性リスナーがついてこないとのことですが、上村アナウンサーがそこをつなぐべく奔走する姿を見てみたいなと思いました。
◇選曲がみんな軽くて楽しくて、ごはんを食べながらでも消化を妨げない系の選曲でよかったです。時間帯的に、この時間は、買い物をしたり、帰ってきたり、ごはんの支度をしたり、ごはんを出したり、片付けたり、お風呂をやったりということで、確かに集中して聞ける時間帯ではないので、そういう意味では、逆にわたしは、「夜の食べ歩き」というテーマだけなので、いつ戻ってきてもそれが続いている安心感、聞き逃しても大丈夫というところがよかったです。XOXのところは唐突感がありました。ラジオに戻ってきた瞬間、「あれ?番組終わっちゃったのかな」と思いました。わたしが覚えている限り、それの受けも特になかったので、「あれは何だったんだろう」という感じがありました。
◇上村アナに関して。西田ヒカルを知らない。知らないことが多いのは全然構わないと思いますけれども、それでも彼女の年代を引き込むのなら、その年代の好奇心を使われて、あそこで質問してくれたら良かったなと思ったのです。「どんな人なんですか。最近出ていますか。何が良かったんですか。私だったら、西田ヒカルの何をわかりますかね」と言うと、例えば「CMではね」とかと言う。他のリスナーを引き込むことがテーマであるなら、質問力と好奇心を使ったら、上村アナの使い方が何かあるのではないかと思いました。
◇半井小絵さんの使いどころがもったいないと思いました。気象予報士の方で、天気もそれほど深く掘り込んだ天気予報でもないですし、イベントの紹介だけで終わってしまうのはもったいない。番組テーマに絡めて「わたしの持ってきた曲はこれです」とか、関わってくれたらいいのになと思いました。
以上
(TBSラジオ番組審議会事務局)