過去の議事録
2016年2月22日(月)開催 第139回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会より
「ザ・トップ5」 2016年2月12日放送分について
出席者(敬称略)
委員長 | 大石 裕 |
副委員長 | 谷川真理 |
委員 | 伊藤英敏 横山真司 ペリー荻野 長田充代子 |
局側出席者
入江 社長
田中 常務取締役
須郷番組審議会事務局長
柳澤編成局長
石垣制作部長
近藤プロデューサー
秋山ディレクター
委員の主な発言
◇この番組は、この時間帯に見たいテレビ番組が特にないなというときにチャンネルを合わせることが何度かありました。蟹江一平さんは、お父さんとは全然違うタイプだなと思います。テレビの『歌がうまい王座決定戦』で出ていらして、蟹江さんの歌声は本当に衝撃的でした。涙が出るくらい感動してしまいました。それ以来、蟹江さんの印象がぐっと変わりました。ラジオの蟹江さんは、面白く盛り上がるなかにも、言葉の選び方が丁寧なので、聞いていてとても心地いいなと思います。
◇なるべくオンエアの時間に聞くようにということだったので、18時に聞き始めたのですが、どうしても自分のやりたいことがあったりするなかで聞き耳を立ててどれぐらい入ってくるものなのかと思ったのですが、なかなか入ってきませんでした。録音で聞き直して初めてわかったという状況がありました。全体に番組に振り回されてしまうというか、落ち着きがない感じですね。ここは聞かせどころでゆっくりしっかりみんなに聞いてもらうというような緩急があったほうが、番組全体の質が上がると思います。情報として届ける部分とワイワイ盛り上がるシーンの差別化が必要ではないか、と思いました。
◇内輪話がまったくわかりませんでした。そういうやり方だといわれてしまえばそうなのかもしれませんが、ランキングを出しても、ただ順位を発表するだけに近いだけで終わって、それに対する突っ込みとか、その理由の背景とか、解説とか、分析とか、話題の広がりが全くないので、ランキングだけをいわれても何の印象も何の面白みも残らないという感じを受けてしまいました。
◇私も同じように、3時間の番組の1時間半ぐらいは我慢して聞くという感じになってしまいました。何でそうなのかというと、一番には小倉アナの、テレビなどで受けるキャラクターとの違いです。小倉さんのめちゃくちゃなパワーに、蟹江さんがよく耐えて、SとMでやっている構成は、苦痛を感じるところが多かったです。ただ、蟹江さんがそれを受けて、フォローしてやっていたので、<ただ者じゃないぞ>とは感じました。
◇私も今回は5回目の審議をさせて頂きました。ランニングシューズのランキングということで、ランニングマシンをスタジオにいれて放送するというのはすごく斬新でした。そこでトップだったオン・クラウドのシューズを蟹江さんが履いて走るというところですが、私は実はそのシューズを知らなかったのです。2番に人気だったブルックスのシューズ、またそれ以外の他のシューズを履いてランニングして、それぞれの感想の比較を聞けなかったのは、残念でした。せっかくランニングマシンをいれてやるのだから、そこは必要だろうと思います。
(TBSラジオ番組審議会事務局)