過去の議事録
2015年11月30日(月)開催 第136回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会より
「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」 2015年11月14日放送分について
出席者(敬称略)
委員長 | 大石 裕 |
副委員長 | 谷川真理 |
委員 | 伊藤英敏 横山真司 ペリー荻野 水科孝之 長田充代子 |
局側出席者
入江 社長
田中 常務取締役
須郷 番組審議会事務局長
三条 編成部長(代理)
石垣 制作部長
小塙 プロデューサー
委員の主な発言
◇私はナイツさんが大好きで、「この4時間本当にありがとう」と言いたいくらいの番組だったので、楽しく聞かせて頂きました。番組全体にナイツさんの浅草の雰囲気というか昭和テイストがあるなという印象を受けました。ナイツさんは、昭和漫才的な面白さと、内海桂子師匠の中から面白い言葉を拾う言語感覚、サブカル的な言葉のセンスがすごくある方たちだと思っていて、それが番組に上手に出れば、すごくいい番組になるのではないかと思います。
◇この日は、パリのテロがちょうど起きた日でした。4時間の放送時間のなかで、テロに関するニュースは4回入ったと思いますが、憶測でも推測でもいいから解説・背景説明をしてもらわないと、僕は率直にいって非常にまずかったと思います。確かに情報は錯綜していて、その事情はわかります。でも、ナイツと出水アナウンサーが何一つ無反応で、そのまま次のコーナーにすーっと流れた、その神経が僕はちょっと信じられなかったです。「何が起きたんでしょうね」でもいい、「大変なことが起きましたね」でもいいのです。でも何ら反応がなかった、このことは大いに不満でした。
◇ナイツの塙さんが「ご祝儀お届け954」のコーナーで「あとでホームページを見てみよう」と一言おっしゃいました。「ホームページを見て下さい」というのでなく、「見てみよう」と言ったのが、自分も見てみようという雰囲気になって、この一言はよかったと思いました。
◇全体的に非常におとなしい印象の番組だったので、外からの中継がもっと無理やり入ってきてスタジオが右往左往となるなど、そんな感じがあってもいいのではないだろうかと思いました。
◇「ご祝儀お届け954」のところも、3万円じゃないですか、金額的にはうんと大きいなと思ったので、こういうことをもっと強調して「3万円ですよ、3万円」みたいな感じでもっと図々しく迫ったほうが面白いコーナーになると思いました。
◇小林豊アナウンサーの「TOKYO潜入大作戦」のコーナーで、お子さんから千歳飴をもらうというミッションは本当に必要だったのだろうかと思いました。お祝いの飴を投げるようにいったり、「恵んでもらう」という言い回しも、私は聞いていてあまりいい気分がしなかったです。その点、残念でした。
(TBSラジオ番組審議会事務局)