過去の議事録
2015年6月22日(月)開催 第133回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会より
「小森谷徹 Mr.COMPASS」 2015年6月8日放送分について
出席者(敬称略)
委員長 | 大石 裕 |
副委員長 | 谷川真理 |
委員 | 伊藤英敏 横山真司 ペリー荻野 水科孝之 |
局側出席者
入江 社長
田中 常務取締役
須郷 番組審議会事務局長
柳澤 編成業務局長
石垣 制作部長
小塙 プロデューサー
委員の主な発言
◇ちょっとテンポが速過ぎるのではないかという印象がありました。聞いているとだんだん何を言っているのかわからなくなってきました。アシスタントの秋沢淳子さんとのやりとりも、聞いていて秋沢さんが遅れまいとしているようにすごく感じまして、多分それは秋沢さんが小森谷さんと同じ側に立ってしまうからではないかと思いました。そうではなく、向かい側にいてもらった方が、聞いている方としてはわかりやすいのではないかと思いました。
◇同年代である49歳の小森谷さんたちがやっているのを聞いて、小森谷さんと秋沢淳子さんがあまりに共感しすぎて暴走するというのもありますが、でもそれはターゲットがはっきりしている、こういうことがやりたいということがはっきりしている番組ゆえに、共感性をすごく高めようということで、私は二人のお話はとても良かったなと思います。
共感性が高いと、パーソナリティだけの話「俺の話を聞け」的な番組になりがちだけれども、何気なく調査もあるんです。例えば桑田靖子さんのキャッチフレーズもちゃんと調べて一般化する。井森美幸さんのキャッチフレーズなんて知っている人はほとんどいなかったと思うので、ちゃんとそれを調査した上で、そういうところで話を広げようというスタッフさんの調査力も良かったと思います。
◇「ゲスト de COMPASS」は大友康平さんの高校野球の話でしたが、すごく楽しそうに盛り上がってらっしゃって、高校野球が好きな人にはすごく楽しい内容だったと思いますが、内容がちょっとマニアックというかディープ過ぎてしまったので、私は完全に置いていかれてしまいました。20分という枠の中で「私に合う内容の番組ではないな」とそこでシャットアウトされてしまうともったいないかなと思いました。
◇わりとイージーリスニングというか、非常にきつい言葉でいうと、つなぎの番組なのかなと思いました。ここでこういう内容で引っ張っていくぞとか、そういうことよりは、ある種の引っかかりを敢えてなくして、流れがいいような番組に仕立てあげているのかなという印象を持ちました。
(TBSラジオ番組審議会事務局)