過去の議事録

2014年11月17日(月)開催 第126回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会より
「OLERA」 11月13日放送分について

出席者(敬称略)

委員長大石 裕 
委員伊藤英敏 横山真司 ペリー荻野 長谷川梨紗

局側出席者

 入江 社長

 田中 常務取締役

 伊藤 番組審議会事務局長

 柳澤 編成業務局長

 坂元 制作部長

 池田 プロデューサー

 小塙 プロデューサー

委員の主な発言

◇この日は、「オレ流カスタム」というテーマでした。緋田さんの年齢は、50歳ということなので、私よりはずっと下なのですが、おっしゃっていることは、我々の世代でも共感できるところがたくさんありました。最初にお弁当の話などもありましたが、弁当の話も「学生時代、同じようにそんなことをやったな」と思い出しながら聞くことができました。非常に緩い感じで、何となくにやにやしながら楽しめるし、そこに緋田さんの個人的なこだわりとかそういうことも入ってきて、とても面白く聞きました。

◇「おじさんアナが行く!」のコーナーですが、おじさん、まさしく私どもを対象にしてくれている番組なので、期待を込めて申し上げると、例えば、若い頃によく行ったけれども最近行っていないなという場所を思い出して頂くとか、本当は行きたいけれどもおやじとしては行きづらいとか、その日のニュースにこだわらずに、そういう場所に我々の代わりに行って頂いて、情報を与えてくれるようなことになると面白いのではないかと思いました。

◇私は今回、堀井さんがすごいなと感心しました。もしもこの番組を40代、50代の方たちの解放区として設定するのであれば、当然のごとく出てくる下ネタ話をどう料理するのかというのが、番組の課題だと思って聞きました。緋田さんは多分すごく素直な方だから、ちょっと出してちょっと引っ込めて、堀井さんがそれをすごく絶妙にフォローされていましした。もし堀井さんが自分のパンツの話に「えーっ」とかと言ってしまったら、それでもうセクハラみたいになってしまう。それを、堀井さんがパッと「自分は綿です」みたいに返すというのは、堀井さんがすごくうまいなと思いました。

◇緋田さんですが、潜在力がある方なのかもしれませんが、その力がいま一つ発揮されていないなというのが率直な印象でした。聞いた限りでは、余り幅がない。いろいろ話を前に進める力はあるのですが、彼がどれだけ話題性に富んだ面白いキャッチーなものをつかんでいるのかというのが、いま一つ感じ取れませんでした。

(TBSラジオ番組審議会事務局)