過去の議事録
2014年6月23日(月)開催 第123回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会より
「荒川強啓 デイ・キャッチ!」 6月16日放送分について
出席者(敬称略)
委員長 | 大石 裕 |
委員 | 谷川真理 伊藤英敏 横山真司 ペリー荻野 水科孝之 長谷川梨紗 |
局側出席者
入江 社長
田中 常務取締役
伊藤 番組審議会事務局長
柳澤 編成業務局長
長田 番組プロデューサー
委員の主な発言
◇全体的には、1年前よりもいろいろな情報が入っている感じがいたしました。荒川さんについては、<テンポがちょっとゆっくり過ぎるかな>と思う時もあるのですが、ずっと聞いていると、結局ずっと変わらず来ているので、<それでいいのかな>と思う、そんな不思議な感じが少しありました。
◇せっかく青木さんとかジャーナリストとして力のある方が出ていらっしゃるので、本当に短い時間でもいいので、番組内でもっと議論の場があってもいいと思いました。
◇ランキングについて、OL100人へのアンケートということでしたが、町の声として「こんな意見があった」というのが聞けるともっと良かったのではないでしょうか。
◇時事的にある種深刻な問題を取り上げる際、集団的自衛権でも特定秘密保護法でも、極めて適切に解説はしてくださっているのですが、難しいところですが、批判とか反対があってもなおなぜこれが必要なのか。それは多分安倍首相の言葉だけでは不十分で、専門家の方が、反対はするけれども、それでもやはり今必要な理由はどこにあるのだろうということを伝えた方が良いのではないでしょうか。
そうすると、説得力のある批判的な意見を提示していく場合、逆に両論併記みたいなところでやって、その意見を出しながら反対意見、批判的な意見を述べていくという手法をとっていった方が、かなり説得力が増すのではないでしょうか。荒川さんがそういう役割を演じて、素朴な質問をして、「本当に大丈夫なの、朝鮮半島は」とか、そういう時にそういう想定をしていて、「安倍さんの言葉だけじゃないでしょう」という形で切り込むようなことが、荒川さんの役割として必要だったのではないかと思っています。
(TBSラジオ番組審議会事務局)