2013年6月24日(月)開催　第113回TBSラジオ＆コミュニケーションズ番組審議会より
「荒川強啓　デイ・キャッチ！」 6月3日放送分について

　入江　社長

　田中　常務取締役

　伊藤　番組審議会事務局長

　古川　編成業務局長

　柳澤　ニュース情報部長

　飯島　番組プロデューサー

◇荒川強啓さんの結婚式二次会での驚きの話など、非常に想像できる話のされ方で、さすがだなというか、お話がうまいな、創造力をかき立てる、イメージを持たせてくれるお話のされ方をするなと感じました。
全体を通じては、1995年からということですが、荒川強啓さんの安定感とか聞きやすさはあるので、そういう意味では安心してというか、コアなリスナーもいらっしゃるのだろうなと感じました。

◇片桐さんがアシスタントになられて、バランスがちょっと変わって、私はとても好感が持てるバランスだなと思いました。ニュースの部分で報道に対する荒川さんのかたい姿勢と、ちょっとやわらかい部分での荒川さんのキャラクターの出し方はさすがに巧みで、片桐さんがそれをちゃんと受けるのです。片桐さんも、ニュースの読みはすごく安定していて、一方で、やわらかいことになると、とても砕けたことをパッと出せる。この2人のバランスが、私はとても好感が持てて、全体に時間が短く感じました。

◇ずっと長く聞かせて頂いているのですが、不満が1個あって、「デイキャッチャーズ・ボイス」の方が、昔は4時台にしかいらっしゃらなかったのです。4時台の終わりにそのコーナーをやってから、5時からいなくなってしまうというのがすごく不満だったのですが、今回から「デイ・キャッチニュースクリップ」という形でちゃんと5時台にもいてくれるというのが、僕は＜すごく得したな。うれしいな＞と思う変更点でした。

◇「デイキャッチャーズ・ボイス」は、今回町田さんの電波利用料のお話でしたが、これはテーマにもよるのかも知れないけれども、15分近い時間というのは長いのかなという感じを受けました。次の「ニュースクリップ」の方はテーマを小分けにしてやっているので、テーマによっては長い時間が必要な時もあるかも知れませんし、テーマによってはもう少し小分けにしてテンポ良くやって頂いた方が、聞きやすいのかなと思いました。

◇ランキングで上位に出たニュースが、ランキングはもう決まっていたのですが、どうしてこういう順番になったのかという分析が、ちょっと知りたかったと思いました。

◇荒川強啓さんの非常に落ちついた話し方と、安定感のある番組だなと思います。ただ、どうしてもニュースばかり流れていき、若干単調になりがちなので、ところどころ何曲か音楽も流してもらえるといいかなと思いました。

◇座小田記者、町田さんはもちろんですが、井上トシユキ、青木理、生島淳、ポイントポイントで、レギュラーだけでは対処し切れない問題については、こういう専門家の意見なり情報提供は、やはり貴重なものだなと思いました。それがある種の平板なリズムをある程度変えていくという役割も果たしているのかなと思います。

（TBSラジオ番組審議会事務局）