過去の議事録

2013年2月25日(月)開催 第109回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会より
「Wanted!!」 2月27日放送分について

出席者(敬称略)

委員長山野 勝 
委員田中珍彦 谷川真理 ペリー荻野 中村英里子 

局側出席者

 入江 社長

 田中 常務取締役

 伊藤 番組審議会事務局長

 古川 編成業務局長

 坂元 制作部長

 飯島 プロデューサー

委員の主な発言

◇水道橋博士さんが今回のパーソナリティーでしたが、仕事を終えられた皆さんが、リラックスして聞ける2時間という気がしました。前半は聞きやすかったかなと思ったのですが、後半、9時台ゲストの個人的な話をもっと聞きたかったかなと感じました。

◇放送作家の方の声が入るというスタイルは深夜放送ではよくあることなのですが、この番組はまだ始まったばかりで、しかも期間限定ということで、なかなかリスナーとのなじみが浅い中で、ああいうよくわからない人の声が入ると、何か雑々した印象が残ってしまいます。せっかくだから、放送作家の方のキャラも生かしてリスナーとのやりとりを親密にするぐらいの、もう一歩踏み込んだことを提案されれば、もっと面白くなると思いました。

◇この番組で一番の発見は、山内さんがとても面白い方だということがよくわかりました。山内さんのキャラクターの面白さも生かしながら、アナウンサーとしての役割をきっちり果たせば、すごくめり張りがついて、貴重な番組になると思ったので、ぜひともそういうところをお願いしたいです。

◇水道橋博士は、声だけで聞くのは多分初めてで、お父さんだということも何となくしか知らなかったので、この番組で家庭的な話がちょこちょこ聞けるのは、裏話っぽくて、それはそれで楽しく聞かせて頂きました。ただ、この番組の時間帯は、女性において特に30代から50代というと主婦が一番ラジオを聞ける時間ではないかなと思いますが、女性リスナーからの応答が少なかったのはすごくもったいないというか、もうちょっと女性の声があると、女性も聞きやすい番組になるのかなと思いました。

◇スタート時点のゆったりとした語り口が、この時間帯の放送とすると、すごく良かったかなと思います。余り肩が凝るような話ではなくて、確かに雑談風に終わった嫌いもなくはないのですが、こういう力の抜けたような番組も、1日の全体のタイムテーブルのスケジュールの中に当てはめているのはいいのかなと。私は、全般的には、ゆったりとして、息抜きの番組としては良かったかなと思います。

(TBSラジオ番組審議会事務局)