過去の議事録

2012年9月24日(月)開催 第104回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会より
「爆笑問題の日曜サンデー」9月2日放送分について

出席者(敬称略)

委員長山野 勝 
委員田中珍彦 大石 裕 谷川真理 ペリー荻野 中村英理子 
(水科委員欠席)

局側出席者

 入江 社長

 田中 常務取締役

 伊藤 番組審議会事務局長

 古川 編成局長

 坂元 制作部長

 橋本 プロデューサー

委員の主な発言

◇15時05分からの「カラオケベスト10」は、私がちょうど大学生の時代からちょっと会社に入ったころぐらいだと思います。歌っていたカラオケのナンバーが結構出てきて、クイズで主人と当て合ったりしました。聞いていても、幅広く楽しい時間で、曲が少しずつ入っていったので、全部を聞くというよりはサビの部分が聞けて懐かしく、楽しく聞かせて頂きました。4時間だったのですが、意外とあっという間な感じがして、テンポがいい分、とても楽しく聞かせて頂きました。

◇まず、パーソナリティ力に関しては、爆笑問題さんは本当に何の問題もないし、私たちも爆笑問題についての予備知識があるので、彼らの会話にとてもついていきやすいという意味で、とても良かったと思います。作り手の皆さんの熱意がどれぐらい番組に出ているのかなという観点でも聞かせて頂いたのですが、圧巻は「27人の証言」です。木村大作さんが出てきて、暴れ馬のような木村さんをどのように御していくのかなと。「俺は生放送は危ないんだよ」みたいなことを言い出す人をあえて持ってきて、録音しておけば何とかなるところをあえて生でというところに、私は作り手の皆さんの冒険心というか熱意というか、この方を太田さん、田中さん、爆笑問題にぶつけたら絶対面白くなる。テレビでは、これはちょっと難しいかも知れないところに木村さんを持ってこられる。太田さんは、「うるさいおやじが来ちゃったよ」なんて言いながらも、とても喜んでいるところが音から伝わるというのは、私は聞きながら本当に拍手を送りたい気持ちでした。


◇4時間という長丁場ですので、時間帯によってそれぞれの特徴があると思います。16時台のゲストはどういう形で人選されているのかと感じました。幾つかの面白いエピソードとかはありましたが、爆笑問題が選ばれたゲストなのか、ディレクター、プロデューサーの方で選ばれたのかはわかりませんが、40〜50分をこなすゲストの人選の難しさを感じました。

◇4時間ということで、最初はやはり構えたわけですが、聞いてみると、1時間ごとのサンドイッチ状態というのですか、例えば「27人」の間に「カラオケ」とかそういうのが入っている。私は、遊びの時間というか、余裕の時間というか、その後の「応接間」までつながる間の一つのサンドイッチの具みたいなものではないか。そのように考えてみると、この4時間というのはとても見事に構成されているのではないか。その分だけ、はっきり言って時間のたつのも忘れて聞き込める。まず、中身がありながらも、構成の妙もあるのではないかと思いました。

(TBSラジオ番組審議会事務局)