過去の議事録
2012年5月28日(月)開催 第102回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会より
「赤江珠緒 たまむすび」5月9日放送分について
出席者(敬称略)
委員長 | 山野 勝 |
委員 | 田中珍彦 大石 裕 谷川真理 水科孝之 ペリー荻野 中村英理子 |
局側出席者
入江 社長
田中 常務取締役
伊藤 番組審議会事務局長
古川 編成局長
坂元 制作部長
池田 プロデューサー
長谷川 アシスタントプロデューサー
近藤 ディレクター
委員の主な発言
◇水曜日パートナーの大吉さんと赤江さんとの会話が、私の感覚で全体的に横並びになっているような気がしてしまって、もうちょっとどちらかがリードされたりした方が、リズムが良いと言うか、リスナーとしては何となくだらだらと始まってだらだらと終わってしまったのかなという感覚に聞こえてしまったのが、残念だなと思いました。
◇博多大吉さんのラジオを長く聞いたのは初めてだったのですが、大吉さんはすごく小技を使われていて、目立たないところですごく上手に会話を盛り上げてくださるので、今後がとても楽しみになりました。これからもっともっとこのコンビが面白くなっていくのかなという感じがしました。
◇「たまみがき」のコーナーの「深読みソングブック」。こういう形で昔の番組を振り返るという試みは、すごく面白いなと思いました。ただ、コーナー尺の割にそんなに深読みしていないなと感じたので、もうちょっとメリハリがあると良いとは思いました。
◇番組冒頭のニュース速報で小沢さんの無罪判決が控訴されたというのがポンと入って、その後、何回かニュースが入るたびにそのことが冒頭で言われていました。その割には、この問題についての解説がありませんでした。どこかのタイミングでこのことについての解説等があってもよかったのではないか。単なる事実を伝えていただけだったので、それが繰り返しニュースで流れるたびに、私自身は欲求不満に陥っていきました。
◇とても感じの良い番組だと私は思いました。赤江さんの落ちついた語り口と、一番良いのは、誠実さにあふれていること。赤江さんが持っている本性が非常に発揮されている番組で、聞いていてすごく感じが良いというのが最初の印象です。裏を返せばそれが故にインパクトがちょっと足りないという部分を感じました。まだ番組が始まったばかりなので、これから赤江さんが持っている、今まで発揮されていなかった隠れた個性が出てくるのだと思います。それが非常に楽しみです。
(TBSラジオ番組審議会事務局)