過去の議事録

2003年6月23日(月)開催 第13回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会より
1.「生島ヒロシのおはよう定食・おはよう一直線」6月16日(月)午前5時00分〜6時30分
2.その他「個人情報保護法の成立について 」

出席者(敬称略)

 
委員長吉越浩一郎 
副委員長山野 勝 
委員ヨーコ・ゼッターランド 萩原健太 宮台真司 石橋エリ
(二宮委員欠席)

局側出席者

 清水 社長

 大沢 取締役

 斎藤 編成局長

 鈴木 番組審議会事務局長

 鈴木 プロデューサー

番組内容について

この番組では、ニュース・天気・スポーツ・芸能など朝一番の新鮮な情報を分かりやすくコンパクトに伝えると共に、あらゆる角度から幅広く「健康問題」を取り上げ、役立つ知識を豊富に紹介しています。そして、多様な情報の合間には幅広い世代に馴染みの深い、70年代から80年代の洋楽・邦楽ヒット曲を中心とした音楽が流れ、朝の慌ただしい時間をホッと和ませてくれる番組です。

議事の概要(主な意見)

◇すごくいい講義を90分間聞かせて頂いたような満足感があって、初めて「ラジオってタダで聞いてしまっているな」と云う事を感じました。コーナーがテンポよく変わっていくので、聞いていても全然飽きませんでした。だいぶ前に、生島さんがすごく眠そうな日があって、そういう時は、こちらもガクッとしてしまいました。それほど、生島さんの話しぶりに負うところが多い番組なのではないかと思いました。

◇録音で聞きましたが、生島さんの視点でいろいろ紹介していく形で番組が出来上がっているんだなと思いましたが、特に、気になったのが一カ所あります。「日本時間」とおっしゃっていますが、英語のコーナーなどは、生島さんの経歴から、国際感覚を取り入れようとしているのかなと思ったんですけど、そのコーナー以外で国際的な感覚が出ていないようで、逆にそこがすごく浮いて聞こえてしまいました。

◇ハワイでも放送しているので、「日本時間」と云う言い方をしているのでしょう。

◇全体で感じたのは、生島さん自身が、ヘッドラインを読まれますが、そのニュースについて、何でもいいんですけど、生島さんが勉強している人だと云う事をちょっと知りたい気がしました。単なるヘッドラインでなければ、もっと腑に落ち易いなと云う気がしました。あと、毒蝮さんとのスペシャル対談は大変引き込まれました。ただ、連続ものでしょうから、この日だけ聞いても分かるように、もう少し説明して頂くと良かったように思います。全体の印象なんですが、生島トーンでさらっとパッケージされている感じで、全体がツルッとしたイメージなんです。そういう意味で言うと、もう少しフォーカスが、二つ、三つあってもいいのかなという気がしました。

◇介護の話ということになると、非常に重く、暗くなりがちな話題だと思いますが、生島さんの話のされ方とか声のトーンとか、毒蝮さんとの対談などの形で、話題としては重くなり過ぎずに、前向きな方向を示して頂けたと云う事では、非常に良かったなと云うふうに感じました。

◇次の森本さんの番組「スタンバイ」は、ちょっと専門的な部分に入り込んでいきますが、生島さんの番組は、その前哨戦といいますか、今日のニュース全体を知って欲しいと云うようなスタンスが出ているかなと思います。そういう意味では、ニュースの扱い方など、これで良いのではないかと思いました。この日は、杉山愛選手や阪神の田淵さんが電話に出る生があったんですが、それと、クイズに当たった人が散歩中に携帯で話をしていましたが、すごくリアルにやっているなという感じがありました。

◇生島さんが非常に明るくて、朝のイメージで元気が良くていい。企画書に「朝一番の聴くビタミン!」と書いてありますが、まさにその通りだなと思いました。また、私は、下着屋ですが、毒蝮さんの下着の話には、感激しました。奥さんが喜ぶ、だから嬉しい、やっぱり女性にとって下着というのは、単に着る物ではなく、何か意味合いが別のところにあるんだなという事を新たにしました。サンプルでも差し上げたい。(笑)

(TBSラジオ番組審議会事務局)