2011年01月01日:前川紘毅くん
(極秘1)
アネキ:某マラソン大会でのライブはかなり大変だった?
前川:実は、某マラソン大会のライブゲストで呼ばれて3万人の前で歌って欲しいと言われたんですよ。
朝4時入りで、誰もいない中、スタート時間の前にリハーサルをやろうとしたら、前説の人が「それでは前川紘毅さんです。どうぞ!」ってやっていてそこまでリハーサルやるんだなと思ったら
スタッフの方達が拍手をしていた。
おやおやと思い「これ本番じゃないですよね?」と言ったら「本番になります!」って言われてステージに上がったらお客さんが3人しかいないんです…
これはなんでかというと、後で話しを聞いた所によると、スタート時間が1時間遅れたんです。
僕は開会式の後に歌うはずだったんですけど、「開会式も1時間遅れました。だけど前川さんのスケジュールずらしちゃいけないと思ったんで、ライブだけその場所にしました」って言って、閑散とした中で俺一人で。「マラソン大会のために応援歌を作ってください」って言われて臨んだんですけれど、応援歌なのに前に座っている旅行のおばちゃんに「がんばって〜」って応援されながら…
最悪だった。それで3人の前で歌って帰ってきました。
一同:えぇ〜。
アネキ:それはなかなかできない体験だね。
村井:残り2万9997人はどこにいったの?
前川:温泉とか朝のストレッチとか走って体温めたりして、
アネキ:やらなきゃいけないことがたくさんあるから、
前川:もう一人も来てないで観光客の旗持ったおばちゃん3人、
地元のおばちゃん3人。
井出:それは辛いわぁ。
前川:歌いながら、すごい景色は良かったけども、広い所で。
でも頑張りますよ
僕もそこは。歌いますよ。本気で
アネキ:でもその3人は最後まで聞いてくれたの?
前川:3人途中で帰っちゃった(笑)
一同:えぇ〜〜!
村井:結局ゼロ!!
前川:それで、何が嬉しかったって、最後まで温かく手拍子してくれたのがマネージャーですよ。
マネージャーは一人で最後まで手拍子してくれてて。
村井:マネージャーさんは1人だけど3万人分の力ありましたよ。
(極秘2)
アネキ:仕事の前に必ずやることがある?
前川:やることは、お祈りと携帯ゲーム(携帯ゲーム機)。
アネキ:えぇ、仕事の前だよ。
前川:結構あがり症でドキドキするのを、シューティングゲームなどで撃ったりすると、そっちのドキドキに変わってくれてごまかせる。
一同:えぇ?
井出:それは普通に持ち運べるゲームとかではなく携帯なんですか?
前川:いや、持ち運べるゲーム、携帯ゲーム機。
前川:ちょっと激しいやつをやってちょっとドキドキをごまかす
アネキ:えっ、ライブの前とかも
村井:でも何度もやってたらどんどんドキドキしなくなるんじゃ
前川:いやそれでめっちゃドキドキして、てヤバイってなって、もう無理って(電源を)切った時に、あぁよかったって落ち着ける。
ライブの緊張も一緒になくなるんで。
一同:あぁなるほどね。
前川:それで、大体一発目歌詞飛ぶんですよ。
村井:ダメじゃん(笑)
アネキ:何もかも忘れちゃうってことだね
ああ良かったってなっちゃったんだね
村井:お祈りっていうのは?
前川:お祈りは、これだけはすごい力を持ってるなと思う物があって、外のライブで雨が降ったことがない。それもただの晴れ男ではなく、僕の前後の人達は雨で中止になるけど僕だけやるっていうのが3、4回あるんです。
アネキ:すごい!
前川:去年の夏に海援隊の方とライブをやらせてもらうことになって、土砂降りで中止になりそうだったんですよ。
で部屋で待機してくださいって言われて、でも一応現場まで行って、僕の前にある出し物は、全部雨で中止になったんです。
で帰ろうかなって言ってたら、テントがあったんで「とりあえず一曲歌わせてください、僕が晴れさせますから!」って言ったら一曲目の途中で止んだんです。
一同:かっこい〜
前川:それでお客さんに「みんなの拍手があったから止んだんだぞ〜」とか言いながら、俺の力だと、内心は思ってて・・・
村井:最低じゃないですか
前川:それで4・5曲くらい歌い終わって僕の番が終わった瞬間、
ダーって降って、海援隊さんも短くなって、最後までできないくらいの雨になっちゃった。
前川:そんなわけで、助けられてる感があるので、一応お祈りしとこうかなって。
ライブ始まる前に今日も怪我しないで楽しく終わらせられますように、終わったら今日もありがとうございましたって祈るんです。
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