
阿部寛×東野圭吾×熊川哲也Kバレエカンパニーの強力タッグが実現!
2014年新春ドラマ特別企画として放送決定!!
累計1,000万部を超える加賀恭一郎シリーズで
加賀の分岐点となる人気作をドラマ化!!!
多くのファンに続編を待望されていた「加賀恭一郎シリーズ」が、満を持して、2014年新春ドラマ特別企画として放送が決定しました。
2010年に放送された『日曜劇場 新参者』(4月18日〜6月20日)では、初回視聴率21%、平均視聴率14.9%を記録。物語の舞台となった人形町は“新参者効果”で観光客が押し寄せ、一大ムーブメントを巻き起こし、2011年1月3日放送の『新春ドラマ特別企画 赤い指』では、平均視聴率15.4%を記録。加賀と父・隆正(山﨑努)との確執と絆も明らかになった話題作。また、2012年1月には、東京・日本橋の翼のある麒麟像から事件が始まった映画「麒麟の翼」も大ヒット。ファンは増え続け、加賀恭一郎シリーズの人気はとどまることがありません。
9月に発行したシリーズ10作目「祈りの幕が下りる時」(講談社)も既に27万部を超え、なんと累計1000万部を超える国民的人気シリーズとなった「加賀恭一郎シリーズ」。過去の謎が明らかになる最新作に繋がっていく『眠りの森』は、加賀の人格形成の背景を深くえぐり出していて、読者の心を魅了し続けてきた“発行部数100万部を超える”圧倒的な人気作です。
東野ミステリーの中でも屈指の人気を誇る名捜査人・加賀恭一郎の大きな武器は、類まれなる洞察力と緻密な観察眼。複雑に入り組んだ謎を、驚くべき頭脳と行動力で解決する。犯人を突き詰めるだけではなく、複雑に絡み合った人たちの心の傷を、一つ一つ紐解く加賀に、容疑者たちは、すべてを打ち明けていく……。
今回の『眠りの森』は、そんな加賀を形成した過去が明らかになるヒントも秘められ、いつも冷静で硬派な加賀が、ヒロインに抱く恋愛的な感情を垣間見ることができるという珍しい作品。加賀は才能あるバレリーナの女性たちに魅せられ、惹きつけられ、自分が紐解いた哀しき真実に苦悩するという“大人が泣ける”大人の刑事ドラマです。
『眠りの森』は、バレエ界を舞台にした作品ということで、世界が認めるバレエダンサー・熊川哲也が芸術監督を務めるKバレエカンパニーの全面協力の下、撮影されました。振付から音楽、舞台美術、衣裳など、舞台に関わる全ての要素を、Kバレエカンパニーが実際の公演で使用するものを用意し、「白鳥の湖」「眠れる森の美女」の演目も登場。カンパニーの宮尾俊太郎、益子倭はダンサー役として、他のダンサーもステージのシーンでドラマに出演されます。また、出演者へはカンパニーのプロフェッショナルなスタッフによる丁寧な指導を行い、本格的な仕上がりに。バレエファンの方にも存分に楽しんでいただける映像も見どころでしょう。
事件の真相に共に迫る先輩刑事として、柄本明が出演。ヒロインのバレリーナ役など、他の豪華キャストは、後日発表!
スケール感もパワーアップして、美しく芸術的な面をもつ「加賀恭一郎シリーズ」にぜひご期待ください!!
・阿部寛さん
いつもは冷静に事件解明に突き進む加賀が、女性の心を理解し、読み解いていけるかというのが、大きな見どころです。加賀の人間性がわかるヒントも、この作品には散りばめられています。
今回は、経験豊富な定年間近のベテランの太田刑事(柄本明)と一緒に、事件の謎を解決していくのですが、柄本さんの大きな力に助けられながら、完成していない段階の加賀を表現するのは、新鮮です。事件とは別に、父と息子の関係性も描かれ、加賀の内面性にも迫っています。
撮影現場でお会いした熊川さんは、フランクな方でした。日本のバレエ界を背負っている人だから存在感も迫力もあり、トップに相応しい方。バレエダンサーの方たちが向上心を強く持って、プロフェッショナルを極めるべく鍛錬する姿は、とても美しく、力強かった。
ハードルの高いバレリーナという役柄に挑む共演者の方にも感服しています。僕自身は、加賀ファンを裏切らないように、筋を通して取り組みました。加賀恭一郎として、皆さんに新年にお会い出来ることを楽しみにしています。
・プロデューサー伊與田英徳
この「眠りの森」は、加賀恭一郎シリーズの中でも好きな作品だったので、ぜひとも映像化したいと思っていました。刑事として冷静で鋭く厳しい面と、一人の人間として優しさや温情をかけるという相反する面が表現されていて、自分が解いてしまった悲しき真実に困惑する……という人間っぽさがあらわれています。深く加賀を知っていただくために、ファンには必須の内容です。
素晴らしい身体能力を持つバレエダンサーの出演や、熊川哲也さんが総合プロデュースした舞台・照明・装置なども使用協力を得ることで、今回のドラマが実現できました。バレエ界という特殊な世界の中での複雑で切ない人間模様が描かれている『眠りの森』をどうぞご期待ください。
阿部寛
柄本明
宮尾俊太郎(Kバレエカンパニー)
益子倭(Kバレエカンパニー)
ほか
原作:東野圭吾『眠りの森』(講談社刊)
脚本:櫻井武晴
脚本協力:真野勝成
音楽:菅野祐悟
音楽プロデュース:志田博英
バレエ監修・バレエ協力:K-BALLET COMPANY
企画:那須田淳
プロデューサー:伊與田英徳
アソシエイトプロデューサー:高成麻畝子
演出:土井裕泰
製作・著作:TBS