映画「TEKKEN　鉄拳」

あの人気格闘ゲームの世界を忠実に実写化！
手に汗握るバトル満載のアクション・ムービー！

　大ヒット格闘ゲーム「鉄拳」を実写化したアクション・ムービー。
　政府ではなく財閥が支配する近未来のアメリカで、スラムの青年が殺された母の仇をとるため、猛者揃いの格闘トーナメントに挑む。
　この作品において最も重要である格闘シーンをリアルに描くため、優れた格闘家たちがキャストとして起用されている。主演は俳優にして中国武術の達人であるジョン・フー。迫力のアクションシーンに注目だ。（2009年／アメリカ）

　世界が各国の政府によってではなく、莫大な力を持ついくつかの財閥によって動かされている近未来。中でも最大の権力を誇るのは、TEKKENシティに本拠地を置く三島財閥だ。そのTEKKENシティの塀の外側、“アンヴィル”というスラム街で、風間仁（ジョン・フー）は暮らしていた。素手でのケンカにすこぶる強く、物騒な路地での禁制品取引によって母親との暮らしを支えてきた青年だ。
　ある日、三島財閥の警備部隊“鉄拳衆”に襲撃された仁は、家を目の前で壊され、さらに母親を殺される。仁は、母親の殺害を命じたのは三島財閥の総帥・三島平八だと確信し、固く復讐を誓う。
　そして仁は“The　King　of　Iron　Fist　Tournament”出場のために、TEKKENシティへ入り込むことに成功する。1年でもっとも重要なそのイベントの、ワイルドカードでの出場権を手に入れたのだ。彼以外の出場者たちは、それぞれ各財閥を代表している。トーナメントに優勝すれば、その後ろ盾となった財閥が世界最強だと見なされるのだ。だがこのゲームの裏には、さらに恐るべき陰謀が隠されていた･･･。