1月3日(火)あさ8:00〜

皇室アルバム新春特番〜秘蔵フィルムでたどる平成皇室の原点〜

番宣画像

みどころ

昭和34年(1959年)10月からスタートした
民放最長寿番組「皇室アルバム」に記録された数々の映像から
退位の意向のにじむお気持ちを発表された天皇陛下の軌跡をたどる。

 天皇陛下のご成婚の年に当たる昭和34年(1959年)、10月5日にスタートした民放最長寿番組「皇室アルバム」。 以来57年間にわたって、天皇皇后両陛下をはじめ皇室の方々の姿を記録し続けて来た。
番組素材は時代とともに16ミリ白黒フィルムから35ミリカラーフィルム、ビデオ、デジタルへと進化。が、そこに記録されているのは日本で一番有名なご家族の肖像であることに変わりない。
 昨年8月、「生前退位」への思いをこめたビデオメッセージを発表された天皇陛下。 皇室のあり方に注目が集まる今、常に「皇室のあるべき姿」を考えられてきた天皇陛下のご活動の原点には何があるのだろうか?
昭和から平成へ。57年にわたり記録し続けてきたこの番組ならではの「原点への旅」。そこから見える平成皇室の素顔を伝える。

内容

 昭和34年(1959年)4月、天皇陛下(当時の皇太子)のご成婚で、“ミッチーブーム”に沸いた年の10月5日にスタートした「皇室アルバム」。以来、57年にわたり皇室ご一家の姿を伝えてきた。
番組では、その膨大な映像の中から、天皇陛下の半世紀をさまざまなゆかりの人々の証言も交えながらご紹介。2016年に「生前退位」への思いを公表された陛下の、近年のご活躍の様子からその原点を探るとともに、そこから見えてくる平成皇室の素顔を伝える。
主な内容は次のとおり。

・「皇室アルバム」のスタートきっかけとなった、皇太子殿下と美智子さまのご成婚。その前年に軽井沢のテニスコートで出会われたお2人。「テニスコートの出会い」としてあまりにも有名な軽井沢のエピソードの秘話と、ご結婚後のご家族の姿を紹介する。
・昨年、国民に惜しまれながら亡くなったタイのプミポン国王と天皇皇后両陛下の出会いは、昭和39年(1964年)に初めてタイを訪問された時に始まる。当時の秘蔵映像をふんだんに交えつつ、知られざるタイ王室との交流を中心に、国際親善に貢献された両陛下の原点をたどる。
・昭和34年(1959年)の皇太子殿下ご成婚前後、美智子さまをきっかけとした“ミッチーブーム”が社会現象となり、日本中を席捲した。美智子さまのファッションが流行し、週刊誌が次々創刊され、ご成婚を見ようとテレビの購入者が急増することに。当時のフィーバーぶりを振り返りつつ、美智子さまをはじめ、最近の秋篠宮家の眞子さま、佳子さまのご活躍ぶりも紹介する。
・日本が災害に見舞われるたびに被災地を訪れ、人々を励まされてきた天皇皇后両陛下。その原点には、10年前に雲仙普賢岳の被災地を慰問されたことがある。今年9月、東日本大震災後に初めて岩手県大槌町を訪問された時のエピソードも交え、被災地の励ましの原点を探る。
・2016年8月8日、「生前退位」の意向のにじむお気持ちをビデオメッセージにこめて発表された天皇陛下。番組ではそのお言葉にこめられた思いを、戦争中の疎開時代から、終戦、小金井での中等科時代に家庭教師だった英国人ヴァイニング夫人の教えに着目。当時の皇太子の人格形成に与えた影響をご学友の証言などを交えて紹介する。
このほか、番組に残された膨大なライブラリーから天皇ご一家の団欒のご様子や、ユニークなハプニング映像、未公開映像なども交えてお送りする。

ひとこと

<プロデューサー・堀 素子>
毎日映画社の倉庫に眠る古いフィルムに記録された天皇ご一家と皇族の映像には、ここかしこに、現在の皇室のあり方につながる「原点」というべきヒントがあります。昭和から平成へ。大きな変化を遂げてきた皇室は、眞子さま・佳子さまをはじめとする成年女性皇族のご活躍、そして天皇陛下のお気持ちの発表と、これまでになく注目を集めています。秘蔵フィルムでたどる皇室のこれまでの歩みに加え、天皇ご一家を間近で見てきた人たちへの取材も重ね、平成皇室の素顔をお伝えします。

出演者

ナレーター:
窪田 等
小山茉美
高井美紀(MBSアナウンサー)

スタッフ

製作著作:
MBS

制作協力:
毎日映画社

プロデューサー
堀 素子
木村将彦(毎日映画社)

ディレクター:
柿沼智史(毎日映画社)
能勢 聡(毎日映画社)
藤沼康男(毎日映画社)

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