
2014年3月18日(火)よる7:00から
母親は三度の結婚と三度の離婚を体験
大家族で暮らす困難と喜び
子どもたちを想う母の気持ち、母を気遣う子どもたちの心情とは?
現在、全国には100万人を超えるシングルマザーがいると言われている。彼女たちの平均年収は200万円あまりで、全世帯平均の3分の1ほどだ。
そんな過酷な経済状況で、一人で子育てをする彼女たち。どのような日々を送り、何を考えているのか。精神的な負担は計り知れない。
番組では、京都府のある町に暮らす34歳のシングルマザーと4男4女のきょうだいに密着。母親を支えて協力しながら生活する家族の強い絆を描く。
母親は三度の結婚と三度の離婚を体験。彼女の波乱万丈の半生とは? 茶畑の広がるのどかな風景に家族のにぎやかな声が響く。
京都府のある町に暮らす、西森めぐみさん(34)と4男4女のきょうだいに密着する。
自身も7人きょうだいの長女として育っためぐみさんは、子どもがたくさんいる今の生活は自然なことと語る。
めぐみさんは高校一年で中退して、17歳で結婚、長男を出産した。2年後には長女が生まれるが若さゆえ、離婚してしまった。
22歳の時、2人目の夫と結婚。その後、二女を出産。24歳で三女を出産するが、前夫の子どもと自分の子どもの差別が原因で離婚。
3人目の夫は、4人の子どもを抱えためぐみさんを温かく迎えた。さらに4人の子どもを授かり、夫婦と子ども8人で暮らしていたが、夫が病気になり、このことが原因で離婚。夫は3か月後に亡くなった。
精神的に落ち込み、呆然としていためぐみさんを救ったのは子どもたちだった。
育児、家事、そして仕事に精を出す母親の負担を少しでも減らそうと、高校二年生の長男を筆頭に、長女、次女が様々な家事を分担する。長男は弟妹にとっては父親のような存在でもある。
子どもたちを想う母の気持ち、母を気遣う子どもたちの心情が綴られると同時に“今を生きる”シングルマザーと8人の子どもたちの懸命な姿、そして今どきのシングルマザーの考え方、生き方を見つめていく。
製作:
植木商店
TBS
プロデューサー:
天野貴幸
演出:
植木善晴
ディレクター:
桂田いちこ
編成担当:
高山暢比古