2018年3月18日(日)深夜1:55から

地上波初放送!映画「64─ロクヨン─」前編

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みどころ

日本映画界最高峰の超豪華オールスターキャストが集結!
横山秀夫原作の究極のミステリーを前後編2部作として映画化!
日本映画史に残る感動巨編を2夜連続で地上波初放送!

 警察小説&人間ドラマの名手・横山秀夫が2012年に世に放った衝撃作「64(ロクヨン)」は、主要ブックランキングで圧倒的支持を受け瞬く間に文壇を席巻。さらに、2016年には世界で最も権威のあるミステリー賞と言われるインターナショナル・ダガー賞で日本人初の最終候補にも選ばれた。
 そんな国内外から熱い支持を受けた究極のミステリーが、日本映画界を代表する超豪華オールスターキャストにより前後編2部作のエンタテインメント超大作「64‐ロクヨン‐前編/後編」として鬼才・瀬々敬久監督により映画化された。そして、翌年の日本アカデミー賞では、主演の佐藤浩市が2度目となる最優秀主演男優賞を受賞。また、優秀作品賞など10部門を受賞し話題となった。
 本作の主人公・三上義信(佐藤浩市)は、警察という組織の中で生きる個人としての葛藤を背負い込みながら、広報官として常にマスコミからの外圧にも晒されている。さらには父親として、娘の家出失踪という家族の問題も抱えながら・・・。そんな三上が、「ロクヨン」事件の真相にたどり着いた先に見たものとは。
 前編では、昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件「ロクヨン」の発生から、広報室と記者クラブの確執と、その狭間で三上が広報官として覚醒していく姿が描かれる。

あらすじ

 たった7日間で幕を閉じた昭和64年。そのわずかな間に関東近県で少女誘拐殺人事件が発生。その事件は刑事部で「64(ロクヨン)」と呼ばれ、少女の死亡、奪われた身代金、未解決のままという県警最大の汚点を残し14年の時が過ぎた──。
 時効まであと1年と迫る平成14年。当時、「ロクヨン」の捜査にも加わっていた刑事・三上義信(佐藤浩市)は、今は警務部秘書課広報室広報官のポストにあった。三上をはじめとする、諏訪(綾野剛)、美雲(榮倉奈々)らの広報室スタッフは、ある交通事故の加害者を匿名で発表したため、東洋新聞キャップの秋川(瑛太)が急先鋒に立つ県警記者クラブからの突き上げにあっていた。そんな中、三上に新たな難題が持ち上がる。時効が1年後に迫った「ロクヨン」担当捜査員を激励するため、警察庁長官が視察に訪れるというのだ。その際、長官は被害者の父である雨宮芳男(永瀬正敏)宅を慰問するため、三上にその了解を取り付けるよう命令が下される。「ロクヨン」以来、10数年ぶりに雨宮のもとを訪ねた三上は、彼の変わり果てた姿に愕然とする。事件後、妻を病気で亡くした雨宮は見る影もなく老け込んでいた。三上が長官視察の件を切り出すと、雨宮はその申し出を断った。
 さらに、広報室と記者クラブとの関係も最悪の状態となり、長官の取材もボイコットすると強硬姿勢に出られる。八方塞がりとなった三上は、まずは雨宮の態度を軟化させる手がかりをつかむため、捜査一課長の松岡勝俊(三浦友和)をはじめ、かつて「ロクヨン」捜査に関わった人々を訪ねて回る。
 そして、三上が複雑に絡み合う事態の収拾に奔走しながら迎えた長官視察の前日。県内で「ロクヨン」を模した誘拐事件が発生する。

出演者

三上義信 佐藤浩市
諏訪 綾野剛
美雲 榮倉奈々
三上美那子 夏川結衣
目崎正人 緒形直人
日吉浩一郎 窪田正孝
手嶋 坂口健太郎
柿沼 筒井道隆
村串みずき 鶴田真由
望月 赤井英和
漆原 菅田俊
日吉雅恵 鳥丸せつこ
御倉 小澤征悦
蔵前 金井勇太
三上あゆみ 芳根京子
石井 菅原大吉
落合 柄本佑
辻内欣司 椎名桔平
赤間 滝藤賢一
  ・
荒木田 奥田瑛二 
二渡真治 仲村トオル
幸田一樹 吉岡秀隆
秋川 瑛太
雨宮芳男 永瀬正敏
  ・
松岡勝俊 三浦友和

スタッフ

原作:
横山秀夫「64(ロクヨン)」(文春文庫刊)

監督:
瀬々敬久

エグゼクティブプロデューサー:
平野隆

企画:
越智貞夫

プロデューサー:
木村理津
大原真人
渡邉敬介
浅野博貴
伊藤正昭

脚本:
久松真一
瀬々敬久

音楽:
村松崇継

共同プロデューサー:
藤井和史

ラインプロデューサー:
武石宏登

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