▽はじめに
■人間とは何か!?
この番組は、若者から熟年まで受け入れられる
本格的な知的エンタテインメントです。
自然とヒトに対する究極の問いかけ“人間とは何か…!?”
ヒトはなぜ、このような姿かたちをしているのでしょうか?
目や歯は、いつ、どのようにしてできてきたのでしょうか?
ヒトは、どのような生きものなのでしょうか?
愛とは? 闘争心とは? 家族とは?
共感とは? 憎しみとは?
生きるとは?
これらの問いに対する答えを探す、地球と生命の時空を超えた、
“わたし”と地球の壮大な物語です。
新たな視点、earth code(地球のしるし)
それは・・・?
■“命”のパワー
生命はおよそ 38億年前にこの地球に生まれ、絶えず変化を続けてきました。
“命”は地球や宇宙からの恩恵を受けて生きていますが、しかし、
恐竜のように、環境の激変により大量絶滅に追い込まれることもありました。
私たちを始め、今、地球に息づく“命”は皆、幾多の試練を乗り越えてきたのです。
“命”をつなげることに成功した、ずーっと昔の“わたし”の祖先たち …。
そのパワーの偉大さに、私たちは注目します。
“命”と地球の壮大な歴史を振り返ってみると、
私たちの体には地球の歴史が刻まれていることがわかります。
地球の刻印〜earth code〜 それは感動的な再生の“しるし”なのです。
この企画は、昨年出版された
「earth code〜46億年のプロローグ」にヒントを得ています。
※編著・GENERATION TIMES 特別協力・山本良一 ダイヤモンド社・刊
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地球誕生から46億年。
目の色も、肌の色も、この手のカタチも、耳のカタチも、そのすべてに
途方もない年月をかけたこの星の時間が、強く、深く記憶されている。
私の体に刻まれた“地球のしるし”
(本文より)
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“わたし”の体には、地球46億年の歴史が刻みこまれている!
なんと素晴らしい発見なのでしょうか!!
私たちは、“命”がいかに潜在的な力に満ち溢れているか、
生命誕生から38億年の間“わたし”の祖先がいかに粘り強く“命”をつないできたか、
ということを、この番組で力強くダイナミックに表現していきます。
そして、番組を観た人々が元気になり、
明日に大きな希望を持てるような作品にしていきたいと考えています。
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▽企画概要
(1)赤ちゃん…私達の体に刻まれた「地球のしるし」
(2)地球46億年と“わたし”の歴史
(3)アフリカ・サバンナの動物たち“愛と闘争”
(4)ホッキョクグマ…究極の適応進化
(5)ゴリラの世界 “父の役割、家族の絆”
エンディング…人間とは何か?
・スタジオ出演
真矢みき(アフリカ・サバンナ&ゴリラ・ブロック現地取材)
安住紳一郎(TBSアナウンサー・スタジオ進行)
・VTR出演
照英(ホッキョクグマ・ブロック現地取材)
・監修
千石正一(自然環境研究センター研究主幹)
・共同監修
遠藤秀紀(東京大学総合研究博物館教授)
巽 好幸(海洋研究開発機構プログラムディレクター)
長谷川善和(群馬県立自然史博物館名誉館長)
松田義雄(東京女子医科大学教授)
山極寿一(京都大学理学研究科教授)
(50音順)
・制作
TBSテレビ
プロデューサー:戸田郁夫・樋江井彰敏
演出:笠原 啓