TBSグループの合同入社式について


4月1日(木)、午前10時からTBS、Aスタジオにおいて、TBS・TBSラジオ&コミュニケーションズ・TBSエンタテインメント・TBSスポーツ・TBSライブの合同入社式が行われた。

2004年4月1日
TBS総務局広報部

TBS井上社長をはじめ、TBS R&C清水社長、TBSエンタテインメント小田社長、TBSスポーツ斉藤社長、TBSライブ小櫻社長ら各社の幹部が出席、新入社員の新たな門出を祝福した。

◆ 各社の新入社員数
TBS=5名、TBS R&C=5名、TBSエンタテインメント=7名、TBSスポーツ=7名、TBSライブ=12名、合計36名

◆井上社長の訓話
新入社員の皆さんおめでとう。
今の放送業界はデジタル化時代を迎えて大変な激動期であり、一つの大転換期だ。転換期はピンチでもありチャンスでもある。変化の激しい時代は、皆さんの若い力、柔軟な考えをもって活躍が出来るチャンスの時でもある。
今朝の新聞、ニュースで、「週刊文春」の出版禁止命令が高裁では取り消されたということが大きく報じられていた。
報道の自由は民主主義を守るために非常に大事なものだ、というのが判決の最大の眼目かと思う。しかし、自由と同時に我々が報道する上で、責任が常につきまとうということを、もう一度考えさせてくれた。自由と責任、権利と義務。昨今は自由と権利が先にきて責任と義務がないがしろにされがちだ。これからは皆さんが情報を発信していく立場になって、はたしてこれは報道の自由に適うものであるか、自分で責任が取れるものであるのかを常に自問自答してことにあたって欲しい。

以上