社長定例記者会見




2002年10月30日
TBS総務局広報部

 2002年10月の社長定例会見が10月30日に開かれました。その会見概要をお伝えします。

Q.秋の新番組の編成についての評価は?

A.見ごたえのある作品が増えたと思っています。「水戸黄門」が好調で一安心です。拉致の問題があるからかも知れませんが、9時台10時台については、視聴者の目がニュースに向いているようで、その分視聴率の点で苦戦している番組もあるようです。バラエティーに関しては、全体的にちょっと疲れているような気がします。期末はおかげ様で2冠が取れまして、昔に比べると作り方が上手くなったと思います。


Q.横浜ベイスターズについては?

A.今シーズンは残念な結果に終わりました。新監督に就任した山下さんに頑張ってもらい、来シーズンは最後まで楽しみたいと期待しています。社内では、横浜ベイスターズが我々の仲間なんだ、野球という華のあるソフトを持っているんだという意識が広がっていると思います。


Q.BSデジタルについては?

A.今のBSを取り巻く経済状況は厳しいものがあり、昨年度に比べて今年度のBS全体の売上げは下がっています。ただ、私どものBS-iでは上期より下期の方が少し売上げが増えそうで、底を打ったかなという気がしています。BS-iに関しては当初から設備投資を非常に少なめに抑えてきましたし、人員に関してもできうる限りのコストミニマムという体制でやってきておりますので、そういった意味での経営姿勢については各大株主の方々にもご理解をいただいたと聞いています。来年度については、各電機メーカー販売目標や大型販売店がBSデジタルテレビをキー商品と捉えていることなどを考えると、我々としてはそう手放しで楽観もしておりませんが全く悲観しているわけでもありません。


Q.CXが放送したキム・へギョンさんのインタビューについて?

A.皆が関心のある大変な事件でもありますし、私どもの報道局でも「もし自分たちだったらどういうふうに扱うのか」というテーマで研究しています。フジテレビの放送については、個人的には少々情緒的だったかなという気がしないでもありません。一方で、あのインタビューを通してあちらの国が透けて見えた部分もあったと思います。


Q.2004年度の採用計画は?

A.私どもの急務の課題として制作現場の充実を挙げており、専門家集団を育成したいと思っています。本当に力を発揮してくれる人にきちんと報える給与体系で採用しようということで、2004年度は番組制作部門を各分社で採用すべく作業をしているところです。

以上



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