TBS砂原社長定例記者会見の概要




2001年9月26日
TBS総務局広報部

9月26日午後、砂原幸雄社長と放送担当記者との定例記者会見が行なわれました。その概要をお伝えします。

Q.中間決算の見通しについて
A.放送業界は厳しい局面に入っていますが、テレビ営業収入は上期で前年比104%程度になりそうです。中間決算の見通しは、売上高は5月に発表した見通し額を達成できそうですが、経常利益は創立50周年記念番組等の制作費の増加もあって、難しいかもしれません。
Q.10月からのテレビ番組編成について
A.月曜日の午後8時からは、32年ぶりに現代ドラマを放送します。また金曜日の午後9時からは、若い視聴者の声に応えてバラエティをスタートさせます。全日、ゴールデン、プライムの各視聴率を伸ばしているのはTBSだけですが、「こんな番組を作りたい」という企画アイディアを持った職員によって番組を作っていることが上り調子にある理由だと分析しています。トレンドを追いかけているだけだと、いつか行き詰まってしまい、足元をしっかり見つめた番組が求められる時代になったと思っています。
Q.BSデジタル放送について
A.普及は当初の予想を下回っていますが、BSデジタル放送は、後に続く110度CS放送、地上波デジタル放送に向けデジタルの良さを認識してもらう先兵として重要な役割を担っていると思います。BS−iへは、地上波のリソース利用を含めて協力していきたいと考えています。地上波デジタルは総合編成、BSデジタルは長時間編成と共にスポーツ、音楽、エンタテインメントなど各ジャンルで特徴ある編成にしたいと思います。

==ラジオの放送免許を承継する清水洋二TBSR&C社長の抱負==
10月1日からラジオ単営局としてスタートします。元々TBSはラジオからスタートし創立50年という記念すべき年に出発しますが、気を引き締めてやっていきたいと思います。8月の聴取率調査で4年4ヶ月ぶりに単独トップとなり幸先が良い滑り出しで、10月の番組改編も午後1時から3時30分までの午後ワイド番組「ストリーム」をスタートさせ、パーソナリティーに松本ともこさん、コメンテーターに小西克哉、佐藤治彦さんを迎えます。
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