TBS砂原社長定例記者会見の概要




2001年6月5日
TBS総務局広報部

6月5日に放送担当記者と砂原幸雄社長との定例記者会見が、TBS放送センターで行なわれましたので、概要をお伝えします。


Q.執行役員制の導入について
A.経営の意思決定をする取締役と、業務執行の責任を持つ執行役員の役割を明確にしたいと考えました。また複数の担務を受け持つことになる常務には、それぞれ担当する各業務の融合を図る仕事をしてもらいます。今後も、より機能的な組織作りを考えていきます。

Q.ラジオの事業部門の分社について
A.去年4月に設立したTBSラジオ&コミュニケーションズは制作、営業の業務を請け負う形でスタートしましたが、今般電波法の始めとした法改正で、分社の環境が整ったため、免許をTBSラジオ&コミュニケーションズに移してラジオ会社として業務出来る形にします。今年10月1日をめざして作業しています。

Q.BSデジタル放送の受信機の普及について
A.4月以降の機器の普及が鈍化していますが、魅力のひとつである双方向の番組作りに取り組んでいます。またBSデジタル放送には、地上波デジタル放送が始まるのを前に、プロモーションの役割もあると思います。
(関連してBS−iの城所賢一郎常務が補足説明)
BSデジタルの8社が共同で宣伝キャンペーンに取り組んでおり、双方向の番組をBS−iなど3社で共同制作する計画です。当面の目標として冬のボーナス商戦前にBSデジタルテレビの販売実績が100万台に乗るようにキャンペーンしていきたいと考えています。

Q.プロ野球の視聴率について
A.スポーツにはヒーローが必要です。イチロー選手や佐々木投手が、新しい環境の中でゼロから始めて活躍しているのが共感を得ているのでしょう。大リーグでの日本選手の活躍は野球ファンの底辺拡大につながると思います。




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TBS広報部 齋藤
電話03−5571−2260