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《レースの帽子の少女》ピエール・オーギュスト・ルノワール
1891年 油彩/カンヴァス

ポーラ美術館コレクション展 印象派からエコール・ド・パリ

富山県・大阪府・東京都

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巡回先公式サイト

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  • 富山県美術館
  • あべのハルカス美術館
  • Bunkamuraザ・ミュージアム

展覧会紹介

2006年より全国各地へ巡回、好評を博している「ポーラ美術館コレクション展」が2021年富山県・大阪府・東京都にて開催します!ポーラ美術館7回目の巡回展となる今回は西洋絵画コレクションから特に人気の高い作家28名による絵画74点を精選しました。また、巡回展では初めて12件の化粧道具コレクションを展示します。

3つのテーマ

印象派からエコール・ド・パリへと流れる時代の変遷に加えて、本展覧会では全体に通底する3つのテーマを設けていることが大きな特徴です。3つのテーマからフランスを舞台に活躍した画家たちに時代や様式を超えて受け継がれる美意識を浮き彫りにしていきます。

時代を映すファッショナブルな 女性像

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《髪かざり》ピエール・オーギュスト・ルノワール 1888年 油彩 /カンヴァス

近代化によって大きく変貌する パリ

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《パリ》ラウル・デュフィ 1937年 油彩 /カンヴァス

画家たちが旅先で出あった風景や、南仏など重要な制作地をめぐる 旅

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《地中海の庭》ピエール・ボナール 1917-1918年 油彩 /カンヴァス

第1章 都市と自然―モネ、ルノワールと印象派

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《ムール貝採り》
ピエール・オーギュスト・ルノワール
1888-1889年頃 油彩/カンヴァス
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《ロワン河畔、朝》
アルフレッド・シスレー
1891年 油彩/カンヴァス
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《ロバンソンの散歩》
アルマン・ギヨマン
1878年頃 油彩/カンヴァス
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《睡蓮》
クロード・モネ
1907年 油彩/カンヴァス
19世紀後半に急速に近代化の進むパリと郊外の行楽地を舞台に、新たな芸術運動を展開したモネやルノワールなど印象派の画家たちをご紹介します。
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《ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋》
フィンセント・ファン・ゴッホ
1888年 油彩/カンヴァス
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《白いテーブルクロス》
ポール・ゴーガン
1886年 油彩/板
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《4人の水浴の女たち》
ポール・セザンヌ
1877-1878年 油彩/カンヴァス
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《白い服の少女》
ピエール・ボナール
1942-1945年 油彩/カンヴァス

第2章 日常の輝き―セザンヌ、ゴッホとポスト印象派

印象派の描法を独自に推し進めたセザンヌやゴッホの作品をはじめ、彼らポスト印象派画家たちの影響を色濃く受けたボナールの作品から、色彩と造形の探究によって浮かび上がる日常という身近な世界の魅力に焦点をあてます。

第3章 新しさを求めて―マティス、ピカソと20世紀の画家たち

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《襟巻の女》
アンリ・マティス
1936年 油彩/カンヴァス
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《鏡を持つ女性》
フェルナン・レジェ
1920年 油彩/カンヴァス
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《五重奏》
ラウル・デュフィ
1948年頃 油彩/カンヴァス
新しい世紀を迎えたパリで前衛芸術運動の中心となったマティスとピカソ、レジェの作品によって、20世紀美術のダイナミズムをとらえます。
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《シャップ通り》
モーリス・ユトリロ
1910年頃 油彩/厚紙
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《女優たち》
マリー・ローランサン
1927年頃 油彩/カンヴァス
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《ファルコネッティ嬢》
キスリング
1927年 油彩/カンヴァス
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《婦人像(C.D.夫人)》
アメデオ・モディリアーニ
1916年頃 油彩 /板

第4章 芸術の都―ユトリロ、シャガールとエコール・ド・パリ

印象派の登場以来、新しい芸術を生み出し続けてきたパリは「芸術の都」と称され、世界各国の若い芸術家たちを魅了します。「エコール・ド・パリ」を中心に、戦間期のパリを彩った多様な表現をご紹介します。

パリジェンヌの愛用した化粧道具

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《緑色ガラス化粧セット》
19世紀後半 ガラス
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《紫エナメル男女図彩画手鏡》
20世紀初頭 金属、ガラス
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ルネ・ラリック
《香水瓶「ラ・ベル・セゾン」(美しい季節)》
1925年3月3日 原型制作 ガラス
19世紀-20世紀の化粧道具は、当時の流行だけでなく社会や生活習慣の変化も反映しています。本展では、パリジェンヌたちの美しさを生みだした豪華な化粧セットから携帯用コンパクト、ガレ、ラリックの手掛けたガラスの香水瓶や化粧セットなどをご紹介します。

出品作家

ジャン=バティスト=カミーユ・コロー
クロード・モネ
ピエール・オーギュスト・ルノワール
カミーユ・ピサロ

アルフレッド・シスレー
アルマン・ギヨマン
ポール・セザンヌ
ポール・ゴーガン
フィンセント・ファン・ゴッホ

ポール・シニャック
アンリ・エドモン・クロス
イポリート・プティジャン
ピエール・ボナール
ピエール・ラプラード

モーリス・ド・ヴラマンク
アンリ・マティス
ラウル・デュフィ
ジョルジュ・ブラック
フェルナン・レジェ

パブロ・ピカソ
モーリス・ユトリロ
アメデオ・モディリアーニ
シャイム・スーティン
ジュール・パスキン

マリー・ローランサン
キース・ヴァン・ドンゲン
キスリング
マルク・シャガール
エミール・ガレ
ルネ・ラリック

(順不同)

音声ガイド

本展の魅力を最大限に紹介する音声ガイドを大阪展・東京展に実施します。ナビゲーターは人気声優の下野紘さんです。ご来館の際はぜひご利用ください。

ポーラ美術館とは

ポーラ美術館は、2002年9月、「箱根の自然と美術の共生」のコンセプトのもとに、富士箱根伊豆国立公園内の豊かな自然に恵まれた箱根・仙石原に開館しました。ポーラ美術館のコレクションは、西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、彫刻、東洋陶磁、日本の近現代陶芸、ガラス工芸、化粧道具など多岐にわたり、総数は約1万点におよびます。その核となる西洋絵画のコレクションは、19世紀フランス印象派の絵画から、ポスト印象派を経て20世紀絵画にいたる、西洋の近代美術の展開を体系的にたどる国内でも屈指のコレクションになっています。
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