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髙木美帆「金」、坂本花織「銅」 複合男子団体、28年ぶりメダル


 【北京共同】北京冬季五輪第14日の17日、スピードスケート女子1000mは前回平昌五輪3位の髙木美帆が1分13秒19の五輪新記録で優勝した。前回の団体追い抜きに続く金メダルで個人種目では初めて。今大会、日本の「金」は3個となった。フィギュアスケート女子の坂本花織とノルディックスキー複合男子団体が銅メダルを獲得した。


 髙木は今大会5種目に挑み、500m、1500m、団体追い抜きの「銀」に続く4個目のメダル。冬季五輪の1大会で日本選手最多となり、夏を含めた日本女子の最多メダルも7に伸ばした。前回銀メダルの小平奈緒は10位だった。

写真:スピードスケート女子1000メートルでゴールし、ガッツポーズする高木美帆。金メダルを獲得した=北京(共同)

 坂本はこの種目で、2010年バンクーバー大会で「銀」だった浅田真央以来のメダルに輝いた。樋口新葉は5位。ドーピング問題が発覚したカミラ・ワリエワ(ROC)は4位に終わり、アンナ・シェルバコワ(17)=ROC=が優勝した。

写真:女子で銅メダルを獲得し、笑顔の坂本花織=北京(共同)

 複合団体は渡部暁斗、弟の善斗、山本涼太、永井秀昭で臨み、1992年アルベールビル、94年リレハンメル両大会の連覇以来28年ぶりの表彰台。渡部暁は個人種目と合わせて冬季の日本男子で最多4個目のメダルを手にした。

写真:ノルディックスキー複合男子団体の後半距離で、両手を上げてゴールする最終走者の山本涼太。銅メダルを獲得した=張家口(共同)

 カーリング女子で前回銅メダルの日本(ロコ・ソラーレ)は1次リーグ通算5勝4敗の4位で4強入りし、18日の準決勝でスイスと対戦する。(共同)

写真:女子1次リーグ最終戦でスイスに敗れ、抱き合う吉田知(左上)ら。この後準決勝進出が決まった=北京(共同)
2月17日(木) 23:38

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