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ワリエワ巡り高まる愛国ムード ロシア、悲劇のヒロイン扱い


 【北京共同】ドーピング問題発覚後も北京冬季五輪で個人種目への出場が認められたロシア・オリンピック委員会(ROC)のフィギュアスケート女子カミラ・ワリエワ(15)を巡り、ロシアでは悲劇のヒロインとして扱う愛国ムードが高まっている。米欧などはドーピングに批判を強めるが、ロシア国内では自国をおとしめる陰謀だとの見方もある。
 大会前に選手を代表し、プーチン大統領とのオンライン会見で「多くのメダルを国にもたらす」と誓った新星。地元メディアは疑惑発覚後、政界やスポーツ界のワリエワ擁護論を連日伝え、応援一色となった。(共同)

写真:北京冬季五輪フィギュアスケート女子の公式練習に臨む、ROCのカミラ・ワリエワ=14日、北京(共同)
2月15日(火) 16:48

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