NEWS

ワリエワ、個人戦も出場可能 CAS裁定「要保護者」を考慮


 【北京共同】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は14日、北京冬季五輪のフィギュアスケート女子で15歳の注目選手、ロシア・オリンピック委員会のカミラ・ワリエワのドーピング違反を巡り、出場継続を認めたロシア反ドーピング機関(RUSADA)の判断は妥当との裁定を発表した。ワリエワは15日に始まる個人種目に引き続き出場できる。
 国際オリンピック委員会や世界反ドーピング機関(WADA)が、資格停止処分を解除したRUSADAの決定を不服として提訴したが、却下した。裁定は、16歳未満は処分の軽減など柔軟に対応する「要保護者」である点など「例外的な状況」を考慮したと指摘した。(共同)

写真:北京冬季五輪フィギュアスケート女子の公式練習で調整する、ROCのカミラ・ワリエワ=13日、北京(共同)
2月14日(月) 15:06

LINEUP

関連リンク