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高梨のスーツ失格「ケア最優先」 スキー連盟会長、各国対応も注目


 【張家口共同】7日に行われた北京冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ混合団体で、日本女子のエースの高梨沙羅(25)がスーツ違反で失格になり、波紋が広がっていることを受け、全日本スキー連盟(SAJ)の勝木紀昭会長は11日、「現時点では、全ての選手、スタッフのケアを最優先として注力することが最重要」とのコメントを発表した。
 10日には日本チームの斉藤智治監督が張家口で、検査方法の在り方についての意見書などを五輪閉幕後にSAJから国際スキー連盟(FIS)に提出する方針を表明した。オーストリア、ドイツ、ノルウェーにも失格者が出ており、各国の対応も注目される。


写真:7日の混合団体で2回目の飛躍で着地後、口元に手をやる高梨沙羅=張家口(共同)
2月11日(金) 20:33

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