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ワリエワ、禁止薬物陽性か フィギュア、失格なら日本2位も


 【モスクワ、北京共同】ロシア有力紙コメルサント(電子版)は9日、複数の消息筋の話として、北京冬季五輪フィギュアスケート団体で金メダルだったロシア・オリンピック委員会(ROC)の15歳の女子選手、カミラ・ワリエワがドーピング検査で陽性反応を示したと報じた。
 8日に開催予定だったメダル授与式が急きょ中止されていた。大会前に提出したサンプルから禁止薬物トリメタジジンが検出されたという。ワリエワは9日の練習を欠席した。
 ROCが失格になった場合、3位に入った日本は銀メダルに繰り上がる可能性が出てくる。
 トリメタジジンは心臓の病気の治療などに使われる。(共同)

写真:フィギュアスケート団体女子SPの演技を終え、笑顔を見せるROCのカミラ・ワリエワ=6日、北京(共同)

写真:フィギュア団体女子フリーで演技するカミラ・ワリエワ=7日、北京(共同)
2月10日(木) 10:38

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