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北京、異例の封鎖下で聖火リレー 市民の姿なし、抗議防ぐ狙いも


 【北京共同】2日に始まった北京冬季五輪の聖火リレーは、北京市内の公園を回った。開幕までの3日間で計12カ所を巡る。いずれもコロナ対策で封鎖された区域で、一般市民の接近を制限する異例の措置を取る。抗議活動などを防ぐ狙いもありそうだ。
 初日の走者は人民解放軍所属の宇宙飛行士景海鵬氏や月探査プロジェクトの設計責任者だった葉培建氏、著名な映画監督で大会の開閉会式の総監督を務める張芸謀(チャン・イーモウ)氏らが務めた。愛国心を刺激する人選で国威発揚を図った。
 北京市中心部のオリンピック森林公園で開かれた出発式には大会関係者や走者、ボランティアら約400人が参加。(共同)

写真:聖火ランナーを務める宇宙飛行士の景海鵬氏(右)と月探査プロジェクトの設計責任者だった葉培建氏=2日、北京のオリンピック森林公園(共同)
2月2日(水) 18:14

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