玉井潤一郎 … 萩原聖人

[救命救急センター長]玉井潤一郎 … 萩原聖人

救命救急センター長。
元々内科志望だったが、人手不足の救急にひっぱられそのまま逃げられず、転科を言い出せないまま気づけばセンター長になっていた。気弱で優柔不断な性格で、普段から弁当を決めるのにすら迷う自分が、常に判断を求められる救急に来てしまったことを後悔している。
とにかく「穏便に」を願っており、松本が「僧医」であることには否定的ではあるが、それは救命救急に集中してほしいと願うため。ただでさえ院内で煙たがられている救命救急センターの立場を守ろうと、松本に普通の振る舞いを望み小言を言う。とはいえ、救急医としての経験は豊かで技術も人並みにある。
気弱な分、患者、患者の家族、遺族など弱い人、悟れない人の迷う気持ちがわかる。