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2009年5月23日(土)よる7時56分スタート(初回100分SP)

事件の真相

第7、8話

2週にわたってお送りした最後の事件は、いかがだったでしょうか。

川瀬副長官をライフルで狙撃し、複数の誘拐事件を企てた北里陽介の真の狙いは、無罪の罪で自分を拘束し、長い間苦しめた警察と科警研への復讐でした。九十九は、「 捕まえてみろ 」 と言わんばかりに自分の血液を使って×を描いたハンカチを犯行現場に残していく犯人の心理に当初から疑問を抱いていましたが、捜査が進むにつれ、ハンカチについた血液は誘拐された尾崎の息子の DNA と一致することが判明。しかし、尾崎の息子が犯人ではないことから 「 尾崎の息子には骨髄提供した人物がいるのでは 」 という結論にたどり着きました。

17年前、ある男を殴り殺した罪で投獄された北里は、まったくの無罪でした。しかし、「 DNA 鑑定の結果は絶対 (当時の最先端の鑑定技術では、100万人にひとりを特定できる程度だった…) 」 という理由で実刑判決を受けた彼は、絶望感に浸りながらも無実を主張。ところが、北里の無罪に気付いていた警察関係者が、獄中で白血病にかかってしまった北里に、骨髄移植手術を受けさせるかわりに沈黙を要求したのです。

それにしても、また事件を影で操っていた武井は、いったいなにを企んでいるのでしょうか…。いつか、科警研に戻ってきた九十九が武井の脳を徹底的に調べるようなシーンが描かれたら、面白いかもしれませんね。

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