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2009年5月23日(土)よる7時56分スタート(初回100分SP)

事件の真相

第4、5話

2話にわたってお送りした今回の物語。
さっそく、事件の真相をおさらいしてみましょう。

『 アトリエ。ぼくが殺した 』 というメモをポケットに入れ、血まみれの状態でピアノを弾いていた優が逮捕されたのは第4話のこと。その近くには、ナイフで刺され絶命した純の婚約者・木下の死体が転がっていました。しかし、九十九や丹原は、さまざまな観点から木下を殺害したのは優ではないと断定し、さらなる調査を開始。その結果、物的証拠から姉の純を拘束するに至ります。

しかし、この事件の真犯人は、優でも純でもありませんでした。実は、木下を殺害したのは八木で、彼は犯行ののち、記憶障害を持つ優に罪をなすりつけることに成功。八木の作り出した現場を見た純は、優が木下を殺したと思い込んでしまい、事件現場に工作をほどこしました。

ところが、そもそも事の発端は “5年前のとある事件” にあったのです。
5年前のある日、中川家に強盗犯が侵入し、純が襲われそうになっていたところに優が帰宅。優は姉の身を守るため、無我夢中で西崎を殺害してしまったのです…。この事実を知り、弱みにつけこんだのが八木。才能が尽き、新たな曲を書くことができなくなっていた八木は、この件で純を脅迫し、優の作った曲を自分の曲として発表しはじめます。

純を心から愛し、婚約していた木下は、5年前の事件の真相もすべて把握した上で八木に会いに行き、盗作をやめるよう説得。しかし、その願いもむなしく、あっけなく殺されてしまったのです…。

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