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2009年5月23日(土)よる7時56分スタート(初回100分SP)

事件の真相

第1話

公共事業をめぐる談合に反対するふりをして善良人を演じ、その裏で建設会社から不正な金を受け取っていた 土井 (高嶋政伸) が逮捕されるという結末に終わった今回の事件。いかがだったでしょうか?

土井は、自分が疑われているとわかっていても、あれだけ冷静沈着に対処できるほどですから、九十九の言う通り、きっと相当頭のキレる人物なのでしょう。官僚にまでのぼりつめた彼ですから、もともとは正義感も強く、優秀な人物だと想像できます。
そんな彼が、妻を殺してまでも自分の犯した罪を隠そうとした背景には、人知れない悩みや割り切れない苦悩があったのではないでしょうか…。そんな彼の気持ちを表していたのは、最後に土井が九十九に言い放った 「俺がいたのは灰色の世界だった」 というセリフに尽きると思います。

また、今回の事件の真犯人ではなかったものの、最後の最後まであやしい動きをみせていた 武井 (市川海老蔵) も、何らかの犯罪を犯している可能性が高いでしょうね。ヤクザの一味から何かを受け取る場面もちらりと描かれましたが、果たして彼は本当にシロだったのか…。そこは、みなさんの想像力にお任せしたいと思います (笑)。

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