2009年5月23日(土)よる7時56分スタート(初回100分SP)
素直にいろんなことに反応して、興味のあることにすぐ食いついたり、怒る時はワーっと感情を表に出したり…。わかりやすいというか、喜怒哀楽がとてもはっきりした人ですね。興味があることに対して積極的になるところは自分とも似ていると思うんですけれど、由里和音ちゃんのほうがより、物事に対して積極的な感じがします (笑)。
台本を読んで、「和音ちゃんって、ヌボーっとしたちょっと変わった子なのかな」 と思っていたのですが、撮影が始まってみたら、ジャイ監督やプロデューサーの石丸さんが 「ハツラツとした “一生懸命がゆえに空回りしている” 」ような女の子像を求めているんだなって感じたんです。だから表情も少し大げさに、コメディっぽさを意識しながら演じています。
そうなんです。例えば1話では、和音が車の扉にコートを挟まれてしまうシーンがあったのですが、私は 「あーん、挟まっちゃった〜！」 みたいな情けない感じになるのかなと予想していたんです。でも、ジャイ監督は 「足を高く上げたりして、大げさに演じてね」 って (笑)。撮影が進むにつれて、私にはそういうアニメのキャラクターみたいな役どころを求められているんだな、と認識してきました (笑)。
とにかく九十九さんには相手にされないし、まったく見当違いなことを勝手に 「これは○○こういうことなんですね〜」 みたいにひとりで納得しちゃうようなところが、明るくて一生懸命でかわいいなって。
この人、愛すべきおバカキャラだと思うんです。突然、周りが 「 エ !? 」 と思うようなことを言い出したりすることもあったりして、面白い人ですよね。
2回目なのですが、とても面白いですね。特に、今回の木村さんには 「そこをそんなふうに演じるんだ！」 という発見が1日に何個もあったりして、とにかく見ていて楽しいんです。2話では、九十九さんが夏目さん (爆笑問題・田中さん) とじゃんけんをするシーンがあるんですが、普通は前のめりに手を出すところを、木村さんはあえてのけ反ったりしていらっしゃって… (笑)。特に、あのシーンは大好きですね。
でも、和音はまだ九十九の “助手” というポジションまで到達していないんです。話は無視されてしまうし、九十九さんにとっては単なる実験台というか…。
これからだんだん会話がかみ合うようになって、九十九さんと和音がいいコンビになっていけたらいいなと思っています！
九十九さんって、スーツの中にパジャマを着こんでいるんです。でも、木村さんが着ていると、パジャマすらおしゃれに見えてしまって… (笑)。
でも、他人との距離が近すぎるところは、すごく変だなぁって思いますね。ポケットからねずみが出てくるのは、ちょっとかわいいけど (笑)！
そうみたいです。だんだん九十九の変わりっぷりに呆れてしまうのかなと思っていたのですが、どうやらどんどんと好きになっていっちゃうみたいですね (笑)。
クランクインから数日経ったころ、九十九を見やった後にパッと振り返るシーン (第2話に登場) の撮影があったんです。そこで呆れたような表情を浮かべてみたら、ジャイ監督が飛んできて、「はぁぁ〜 じゃなくて、好きなんだからもっと切ない目で見つめて」 って言われちゃいました (笑)。
目を逸らすのではなく、逆に気になってじっくりと見てしまうかも！
「この人、本当に変わっているなぁ」 と思っても、脳科学で事件を解決するカッコいいところを見せられてしまったら、「スゴイ !! 」 って尊敬しちゃうかもしれないですね。
それだけで、変なところもすべてプラスに捉えられてしまうかも… (笑)。
「バナナを食べると血糖値が上がる」 とか、「人間は、先入観に影響されやすい」 とか…。台本を読んで勉強になったり納得できる部分がすごく多いので、脳についてもいろいろと興味が湧いてきています。人間って、脳の約 5％ しか使っていないと言われているんですよね。それが、本当に信じられなくて (笑)！もっと脳を活用することができたなら、人間はもっとすごいことができるんでしょうね…。 でも私は、“右脳派” か “左脳派” かというよりも、基本的に考えるのがキライな人間なので、例え悩み事があったとしても、脳を使う前に… なかったことにしちゃうんですけど (笑)。
どんどん新たな事件が起こっていくんですけれど、九十九さんがどんなふうに脳を働かせて犯人を暴いていくのか楽しみですよね。毎回、九十九さんの変人っぷりを発見するのも面白いと思います。
和音ちゃんは、九十九さんに言わせると 「人間というより猿に近い」 脳の持ち主らしいので、どう実験材料にされてしまうのかにも注目して欲しいです！
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