映画「のぼうの城」

11/2金 大逆転実話、公開!

130万部突破の大ベストセラー、映画化! 犬童一心(『ゼロの焦点』)×樋口真嗣(『日本沈没』)異例のダブル監督が放つ、 興奮と感動のスペクタクル・エンタテインメント超大作!

その圧倒的なスケールゆえ、映画化実現まで8年の時間を要した史上最大級の戦国エンタテインメント超大作『のぼうの城』。この戦乱に埋もれた驚きの実話が、遂に解禁!脚本は、脚本家の登竜門と言われる城戸賞を03年に受賞した和田竜のオリジナル。その脚本をもとに自身が書き下ろした小説は、08年第139回直木賞にノミネート、09年本屋大賞2位を受賞。歴史小説ファンに加え、若年層・女性層の幅広い支持を集め、累計130万部を突破し、部数を伸ばし続ける大ベストセラー。日本映画の歴史を塗り替える壮大なスケールで描かれる大規模な合戦や、圧倒的勢力の豊臣軍が田舎城を相手に仕掛ける驚天動地の“水攻め”戦術、そして両軍の愛すべきキャラクターたちが織りなす濃密な人間ドラマなど見所満載の本作の映画化に挑むのは、日本を代表する犬童一心×樋口真嗣の二大監督。この奇跡のタッグで、誰も見たことのない、興奮と感動のスペクタクル・エンタテインメント超大作を生み出した!

「この城、敵に回したが間違いか」 天下統一目前の秀吉が唯一、落とせなかった城があった。 驚天動地の戦いが今、始まる!

天下統一目前の豊臣秀吉は唯一残された敵、北条勢を圧倒的軍勢で攻めようとしていた。周囲を湖で囲まれ「浮き城」の異名をもち、人々が平穏に暮らす「忍城」もその一つ。そんな中、忍城では、その不思議な人柄から農民たちから”のぼう様(でくのぼうの意)“と呼ばれる、成田長親が城を治める事に。長親に密かに想いを寄せる城主の娘・甲斐姫。長親の幼馴染で、戦に強く「漆黒の魔人」と恐れられる丹波。その丹波をライバル視する豪傑・豪腕の和泉。戦の経験は無いが、’軍略の天才’を自称する若侍、靭負。
迫りくる天下軍に緊迫する仲間たちを前に、長親は「北条にも、豊臣にもつかず、皆で今までと同じように暮らせないかな〜」と呑気なことを言って皆を唖然とさせる。武将として名を挙げる事に闘志を燃やす石田三成は、秀吉より預かった2万の兵を進め、忍城に迫る。やむなく降伏することを覚悟する忍城軍。しかし多勢に無勢、と三成軍のなめきった態度に、長親が想いもよらない言葉を発する。「戦いまする」そして、誰の目にも絶対不利な、たった500人の軍勢対2万の大軍の戦いの火ぶたが切って落とされた…!