映画「ももへの手紙」

4月21日全国ロードショー

『人浪 JIN-ROH』の沖浦啓之監督が7年もの歳月をかけた待望の新作は、豊かな自然とやさしい人々が生きる瀬戸内の小さな島で、主人公「もも」に訪れる不思議な日々を描いた家族の愛の物語。
制作は『キル・ビル Vol.1』のアニメーションを担当するなど、海外でも高い評価を得る、プロダクションI.G。そして、『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『AKIRA』など、日本が世界に誇る作品を手がけてきた最高のスタッフも集結。
さらにサザンオールスターズの原由子が主題歌を担当。独特の優しく透明感のある声と、温かみのあるメロディで、一層の彩りを加えている。まさに、屈指のクリエイターによって最高級の品質で贈る、壮大な作品が完成した。

“ももへ”とだけ書かれた手紙を遺し、お父さんは天国へ旅立ってしまった。 「ほんとうはなんて書きたかったの?」
心ない言葉をぶつけ、仲直りしないまま父を亡くしたももは、その想いを抱えたまま、母いく子と瀬戸内の島に移り住む。 慣れない生活に戸惑うももだったが、不思議な妖怪“見守り組”のイワ、カワ、マメと出会う。 食いしん坊でわがまま、でも愛嬌たっぷりの彼らには、実は大切な使命があった……。
もものために明るく振る舞いながら忙しくする母いく子。そんな中、ちょっとのすれ違いからももといく子はケンカをしてしまい、さらにいく子は病に倒れてしまう。母が自分の為に無理をしていたこと、母の本当の想いに気づいたももは、“大切な想いを伝える”奇跡をおこしていくーーー。